ウルグアイには3つの世界遺産があり、そのうちの一つがここ、コロニア・デル・サクラメントです。
アルゼンチンのブエノス・アイレスから船で入国した私たちは、荷物を預け、数時間の観光をすることにしました。
その昔、ブラジルから渡ってきたポルトガル人によって1680年に建設された貿易港である、コロニア・デル・サクラメント。
しかしその後、争いを経てスペイン領になったりポルトガル領に戻ったり、はたまたブラジル領になったりと、色んな国の争いに巻き込まれた歴史を持つ街。
そんなコロニア・デル・サクラメントですが、複雑な歴史があるからこそ、小さい街にもかかわらずポルトガル風の建物やスペイン風の建物が混在する、南米でも珍しい街になることに。
ここは旧市街の中心だった広場。
ここに来たら観光客がいっぱいいました。
灯台の手前には、17世紀に活躍したサンフランシスコ修道院の一部が廃墟として残っています。
ちなみに、建物もそうですが、石畳の道にも特徴が現れています。
分かりにくいかもしれませんが、こちらの石畳は真ん中が窪んでいます。
これはポルトガル風の石畳で、雨が降った時には真ん中に水が集まって流れるようになっているそうです。
スペインでは逆に、日本同様両端が低くなっているようです。
この中心地であるマヨール広場のすぐ近くにはラ・プラタ川が流れています。
やっぱり茶色。赤土が入っているんでしょうか。
モンテビデオへ出発する前に、軽く食べておこうということでやってきました。
ハンバーガー屋です。コーンやグリンピースといった具も入った、珍しいハンバーガー。
(グリーンピースは避けてもらいました笑)
これで、お値段1,000円ほど。
以前のブログでも書きましたが、ここウルグアイは南米一物価の高い国として知られています。
特に、私たちのようにアルゼンチンからウルグアイにやってきた場合、アルゼンチンと同じような食べ物が、3倍くらいの値段で売られていたりと、余計に物価の高さを感じさせられます。
3倍美味しいわけでもなく、3倍サービスが良いわけでもなく、ただただ国が変わっただけで、全く同じようなものが3倍の値段になります。なんとも面白い事実です。
さて、そろそろ予約していたバスの出発時間。
COTというバス会社で、首都モンテビデオへ向かいます。
移動時間は約3時間。車内はとっても静かで、日本の電車やバスを思い出すほど。
モンテビデオのバスターミナルは、日本のようにモールと直結していました。
ここから宿まで、ローカルバスに乗って向かいます。
20分ほどの乗車で200円ほど。日本と同じくらいの乗車賃でした。(南米では高め)
宿にも無事到着。人は控えめだけど優しい印象。
ここモンテビデオには数泊予定です。