2泊滞在したイズミル市内に別れを告げ、更に北のチャナッカレと言う町へバスで移動です。
今まで聞いたことない場所ですが、一応チャナッカレ県の県都。チャナッカレ市の人口は約11万人。とても小さな町です。ちなみにトルコには81県ありますが、このチャナッカレで訪れるのは5県目となります。
今回利用するのはカミルコーチと言う大型バス。トルコ内でも大手のバス会社で信頼が置けます。
チャナッカレへはバスで約6時間。まずイズミル市内でシャトルバスに乗りバス乗り場へ向かいます。
色んなバス会社が密集しています。一番手前がカミルコーチ。
バス乗り場は市内から意外と遠く、20分かかりました。ただ、出発時刻は常に時間通り。到着時刻こそ遅れはあったものの、時間に正確なのは海外では稀な気がします。
バス乗り場に着き、いざ大型バスに乗ります。バスはベンツです!
ベンツのバスって初めて。というかそんなのあるんですね。
車内では、飲み物やちょっとしたお菓子の提供もありました。
道中、ガソリン給油でバスが停車している間に、一人のバスの運転手が私たちに話しかけてきました。
「君たち、アタテュルクは知ってるかい?」
「知ってますよ。」こう答えると、建物の向こうの山を指して、
「そこの山はアタテュルクだよ」みたいなことを言うのです。半分トルコ語だったので雰囲気で推測。
しかし、私の知っているのはトルコの初代大統領。人間のアタテュルクです。山ではありません。頭に若干のハテナを浮かべつつ、彼が写真を見せてくれようとするので待ちます。
見せてくれた山の写真は、山脈の形が人の横顔に見えます。どうやらその横顔がアタテュルクに似ていることから、アタテュルク ロックスと言う名前がついたそうです。
その実際の写真がこちら。
縦にするとわかりやすいかもしれません。
目と鼻が特にわかりやすいですね。
場所はこちら。
ちなみに、これはトルコでもよく見るアタテュルクが描かれた旗です。
正直、アタテュルクの横顔かと言われるとよくわかりません。しかし、トルコ人のアタテュルクに対する崇拝度が高いことは感じます。国民が一番大好きなトルコ人。トルコの父と呼ばれるのも納得です。
さて、そんなこんなで6時間のバス移動も終了。ようやくチャナッカレに到着です。思っていた場所に着かず、市内までタクシーを乗る羽目になりましたが、20分で500円ほどで済みました!
今日はもう日も暮れて暗いので、明日以降色々なお店に行ったり市内観光をしてみたいと思います。