トルコの中央あたりにあるカッパドキアは、トルコでも一番有名で人気の観光地の一つ。
ここカッパドキアで見られる奇岩群は、火山の噴火によって堆積した凝灰岩などが何万年もかけて浸食されてできたもの。
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今日はここ↑をトレッキングしながら、ウチヒサール城に向かいました。
トレッキングコースだと、2時間ほどかけて城に到着です。
しかし、私たちは昼間の暑さを知らず昼前にトレッキングをスタートしてしまい、途中暑さでバテたため、1時間ちょっとで着けるコースに変更しました。(結果、写真を撮ったり迷ったりして1時間半ほどかかったけど)
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滞在しているホテルから10分も歩かないところでも、既にこんな景色を見ることができます。
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緩やかな上り坂がじわじわこたえます。そして、ここで道を間違えて真っ直ぐ行ってしまったため、養蜂場近くを通る羽目に。
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トンネルをくぐって少し歩いていくと見えてくるのが、
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この景色。
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どこから撮っても撮り足らず、何枚も何枚も写真を撮ります。
暑さもつい忘れてしまうほど。
しかし、あまりの暑さに休憩していると、犬がやってきました。
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「おいらも仲間に入れてくれよ〜」
と言わんばかりに尻尾を振ってついてきます。
一見大きくて怖そうに見えるかも知れませんが、トルコの犬はおとなしくて優しくて可愛くて人懐っこいんです。
結構登ったところで、日陰があったので一休み。
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同じ日陰でノルウェーから観光中の家族がいて、おじいちゃんが”暑かったろう”と犬に水をあげます。
が、そんな貴重な水を一切飲もうとしません。その場にいたみんなが驚愕。
こんな暑いのに。。。
さすがに水分を取られるようなパンは食べないだろうと思いつつ、私のリュックからパンを取り出しそっとあげてみます。
すると、パクッとくわえモグモグ、ごくり。
そしてもう一口あげると、また私の指を噛むことなく優しくパンをくわえます。
また、モグモグごくり。
何度か繰り返し、パンはあっという間になくなりました。
どうやらお腹が空いていたようです。。。
そして、休憩を終えていざ城へ向かおうとすると、この犬はここで座ったままついて来ようとしません。
彼との旅は突然終わりを迎えたのでした。
まぁね、所詮は食べ物には敵いません(笑)。
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休憩した日陰から歩いてすぐのところから見えたこの景色は、映画で観るような景色。
自然の雄大さと美しさをまじまじと見せつけられます。
そしてその景色の中に、イスラム教のモスクがとてもキレイに溶け込んでいます。
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こちらが目的地のウチヒサール城。ローマ帝国時代に、ギリシャ人がローマ帝国の弾圧から逃れるため築いたとされるこの城。
この辺りで一番高いところに位置しているこの城は、町の至る所から見ることができます。
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ちなみにこちらは私たちが滞在しているホテルから見えるウチヒサール城。
写真では小さく見えますが、右側にあるのがお城。遠くにあるのに存在はしっかりあります。
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さて、暑さも限界に達したので、そろそろ帰ることに。流石に歩いては無理なのでバスを探します。(暑くなければ歩ける距離)
ドリンクを買った売店のお母さんにバス停の場所を聞いて、向かいます。
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ギョレメ行きのバスは、大通りに出ないと乗れないようです。
15時半に来るよ〜と言っていましたが、来たのは15時20分。早めに着いていてよかった。
ということで無事ホテルのあるギョレメのバス停に到着しました。
太陽をたくさん浴びたので、今日の残りはホテルでのんびりしようと思います。
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