ポルトガルの首都、リスボンを歩いて散策です。
リスボンと言えば、このトラム。
街中をスイスイ走り抜けるこのトラム。いかにも私が持っていたリスボンのイメージです。
坂が多いリスボンだからトラムが発達したんだと思いますが、私たちは歩きます。最近あまり動けていなかった私たちにとっては、辛くもありがたい街。
トラムが走る街が故に、電線が宙を張り巡っています。
こちらはサンタ・ジェスタのエレベーター。
高さ45メートルあるこのエレベーターは、1902年に完成。
このエレベーターで登って、そのまま丘の上のシアード地区に行くことが可能。
坂が多いリスボンで、このエレベーターは元々交通手段として作られたそうですが、今となっては観光スポット。これに登るのに長蛇の列ができていました。
歩き疲れてやってきたのはこちらのお店。
というか、ここが目的地でした。
老舗のお店で、12時の開店前には既に列ができているほど。私たちも12時前に到着し、6人ほどの列の最後に並びます。
時間になり店内に案内され、メニューを渡されます。
悩みに悩んだ結果、王道のサーモン焼きを頼むことに。
シンプルイズベストとはこのこと。焼き加減、味付け、全てがグッドなんです。
焼き魚の付け合わせ野菜がじゃがいもというのは、ポルトガルでは普通のことのようです(笑)。
少量に見えるかも知れませんが、食べ終わる頃にはお腹がはじけそうでした。
こちらはポテト、、、じゃなくて豚肉。
一見、ポテトに目がいきそうですが、豚肉の量もかなりあります。こちらも焼き加減抜群。
キッチンにはおばあちゃんだけ。彼女1人で一生懸命作っていました。ポルトガルのおふくろの味でしょうか。
お腹もいっぱいになりお店を出ると、外にはさらに長い列ができていました。これをスタッフ3人で回しているなんてさすがです。
少し歩いてやってきたのはリスボン大聖堂。市内で最も古い大聖堂です。
過去、何度も地震の被害に遭ってきたそうですが、その都度再建され今の姿になっているそうです。
大聖堂から少し坂を登ったところにあるエッグタルト屋にきました。
地図で見る限りは大聖堂から近そうだったんですが、坂を登るだけで一気に疲れました。
ここも美味しいと有名だと聞いてやってきました。
エッグタルトはどこも同じなんじゃ、、、と思っていましたが、お店が違えばやっぱり味は違いました。
ここのエッグタルトはシナモンは弱めで、甘さが若干強め。カフェラテもいいけどブラックコーヒーとの相性も良さそうです。
(別日)こちらはアイスクリーム屋さん、Nannarella。
このお店もネットフリックスで見たので、気になっていました。
肌寒いけど、まぁ歩いたしちょっとくらいなら大丈夫か、ということで2人でシェアすることに。
メニューを一通り見て、気になった「バジル」を頼んでみることに。
もう一種類乗せる事が出来るとのことだったので、ラズベリーを注文。生クリームトッピングは無料です。
「え、バジルのジェラート?」と疑問を持たれた方、私たちも最初は半信半疑、いや三信七疑くらいでしたが、食べてみると感動そのもの。確かに、バジルが心底苦手な人は無理かも知れませんが、パスタとかで食べるバジルが好きな方なら、絶対好きなはず。
しかも、なんでこんなに相性がいいんだよーと叫びたくなるほどラズベリーと合うのです。
生クリームは甘くなく、良い味変になります。
こちらは別日に立ち寄った、2軒目に滞在した宿の近くにあったレストラン。
ローカル感満載のお店で、メイン料理に、スープ、ワインとコーヒーがついて8ユーロほど。
ポルトガルが西欧の中で一番安いと言われるのがわかります。
安いのに、手作りで美味しいのがありがたい。ヴィネガーソースがまた合います。
焼き魚にはやっぱりじゃがいもの付け合わせ。
結局、散策というか食べ歩きという感じになりましたが、坂の都リスボンを堪能できました。
今度はもっと暖かくて晴れが多い時期に来たいと思います。