ボリビアのラパスに来たら、ロープウェイに乗ろう!
ということでやって参りました。
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ラパスのロープウェイ、ミ・テレフェリコは交通渋滞を解消するため2014年に開通し、今では路線の数は10もあり、世界最長のロープウェイを誇っています。
市民の足となりまた観光客を魅了する乗り物となり、ラパスに欠かせない存在となっています。
路線名は色の名前で、ロープウェイ自体もその色になっているのでわかりやすいです。
どの駅でもちゃんとした窓口があり、ここでチケットを購入します。
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料金は一回3ボリビアーノ。(2023年7月時点で約60円)
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まとめて買うともっとお得になります。
ロープウェイからは市内を一望でき、アトラクションに乗っている気分になります。
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1つのゴンドラには最大10名乗ることができます。
相乗りになることもあれば、貸し切りで乗れることもあります。
私たちを含めた観光客たちは必死に写真や動画を撮りますが、現地の人たちは乗り慣れているのでスマホをいじったりして景色には無関心。
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ある人にとって特別な景色でも、別の人にしたら日常なものなんだなぁと痛感した瞬間でした。
こちらはオレンジ色(ナランハ)のロープウェイで登っていけるエル・アルトという街の展望台から見えるラパス。
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エル・アルトとは高所という意味で、その名の通りここは標高4,095メートル。
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エル・アルトはあまり治安が良くないそうなので、駅のすぐ横にあるこの展望台で少し休み、再度ロープウェイに乗り込むことにします。
街を見渡すのもいいけど、街中に溶け込むように走るロープウェイも楽しいです。
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ビルやマンションが立ち並んでいる中を、あたかもスパイダーマンにでもなったかのようにスイスイ進んでいくのが、なんとも新鮮。
結局、6路線ほど乗って、いろんな角度からラパスを見渡すことができました。
最初は怖さもありましたが、徐々に慣れていき、景色を堪能することができました。
今まで色んな街を訪れてきましたが、ロープウェイのおかげで特別な印象を持たせてくれるラパスでした。