今日は、スクレ市内からバスで30分ほど行ったところにある恐竜博物館へ行きます。
広場で朝11時発のバスに乗るため宿を10時半に出発。
ここスクレも、他の南米の街同様坂が多いので、上り坂はかなり息切れします。
ただ標高は2,800メートルくらいなので、以前いた3000メートルをはるかに超えていたラパスやウユニより呼吸はマシです。
バスは観光バスのような二階建てバス。
早めに乗車出来たので、2階の席に着くことができました。
ここからバスで30分ほどで到着。
12時からツアーがあるということでなんとか間に合いました。
ちょうど博物館横にある恐竜の足跡を、間近で見ることができるのです。
結構な人数が集まり、みんなでヘルメットを被り準備をします。
崖の麓まで行くので、安全面のためヘルメット着用が必須のようです。
恐竜の足跡には4種類あるとのこと。
写真の上から順に、二足歩行を行う獣脚類、背中がトゲトゲした鎧で覆われているアンキロサウルス、鳥類に似た後ろ足で二足歩行を行っていた鳥脚類、そして草食系の四足歩行である竜脚類。
説明を聞いて、いざその足跡を近くまで見にいきます。
説明を聞く前は「恐竜は崖も歩いていたのか」とふざけたことを思っていた私ですが、もちろんそんなことはありません。元々地面だったところが、プレート同士がぶつかることで隆起した地形。今ではもはや崖に見えます。
こんなキレイな状態で見ることの出来る場所もここくらいなんだとか。
近くで見ると、足跡が違うのがわかります。
トータル1時間ほどのツアー見学。見学者は現地人はもちろん、オーストラリア人やイギリス人、フランス人などなど、国際色は結構豊かでした。
当時いたであろう恐竜の等身大の模型もたくさんあります。
恐竜について色々解明されつつある現在ですが、恐竜の肌の色は未だに分かってないというのは有名な話かも知れません。
なかなかの迫力。
今まではそこまで恐竜に興味のなかった私ですが、ここに来て興味が湧き、今晩は久々にジュラシックワールドを観る我々なのでした。