どこか東欧の雰囲気を思い出させるこの街は、南米ウルグアイの首都モンテビデオ。
以前から存在は知っていましたが、その知識はほぼゼロ。
唯一と言っていいのが以前のブログでも書いた、元大統領であるムヒカ氏が住んでいる街だということ。
彼が大統領の任期を務めた際、特に力を入れていたのが「貧富の差をなくす」ということ。
南米の中でもトップクラスで貧富の差がない国、ウルグアイなんです。
また、国民の識字率が98%とかなり高め。教育にも力を入れています。
ここモンテビデオはこれといって観光名所はありませんが、そんな中私たちが訪れた場所をいくつかご紹介。
こちらは私たちが泊まっていたホテルから歩いて数分のところにあるサルボ宮殿。
1928年に建てられた当時は、南米で一番高かったこの建物。
今では、1階は商業施設、2階以上は住居スペースとなっているそうです。
この写真を撮ったのは、すぐ横の独立広場。
ここにあるのは、独立戦争の英雄アルティガス将軍の銅像。
こちらは1856年にオープンしたソリス劇場。
これも独立広場のすぐ近くにあります。
ウルグアイで最も古い劇場。
街は基本的に碁盤の目になっているので、分かりやすいです。
壁は大体落書き、、、というかグラフィティ。この辺りもヨーロッパを思い出します。
こちらは観光名所の一つ、プエルト市場。
特に食べていませんが、お肉や魚介のBBQ(パリージャ/パリーシャ)のお店が多くありました。
モンテビデオでも、日曜市は開催されます。
まずは野菜や果物のお店が集まったエリア。
物価は高いですが、野菜や果物はまだ日本のスーパーと同じかやや安いくらいの印象。
市場を少し進んでいくと、
なかなかの骨董品?「なんだこれは」というようなものがたくさん売られていました。
規模も広く、ゆっくり回っていたら数時間では足りないほど。
なかなか楽しむことができました。
以前のウルグアイのブログでも書いていますが、ウルグアイの物価は南米一と呼ばれるほど。
物にもよりますが、肌感では日本の物価の3倍ほど。
かといって、ウルグアイのお給料が日本の3倍というわけではないので、ウルグアイ人はいったいどうやって生活を送れているのか気になるところ。。。
数日の滞在で私たちが持ったウルグアイ人の印象は、少し控えめだけどこっちが困っていると助けてくれる優しい人たち。なんとなくポルトガル人に似ていてると個人的に思いました。
特にお隣の国アルゼンチンはもっと陽気で積極的な人柄のイメージだったので、国をまたぐと人の印象が変わるのがなんとも面白いです。
さて、数日滞在したウルグアイもそろそろ出国する時が来ました。