今日はいよいよモロッコ出国の日。
最後に訪れたここタンジェは、港町。海がすぐそこにあります。
街はキレイで、ヨーロッパの雰囲気を感じるところも沢山ありました。
そして、モロッコの次に向かうはスペインです。移動は今回の旅では初のフェリー。
個人的にはフェリーの移動は、遡ること13年前。ヨーロッパ一人旅の時に行ったギリシャで、アテネからミコノス島に移動した以来です。
あの時は、アテネのフェリー乗り場に着くまで、電車がストライキを起こしたので急遽バスで移動することになって間に合うかハラハラしたなぁ、、、フェリー乗り場は想像の10倍大きくて、こりゃフェリー逃したなと思ってたら優しいおじさんスタッフが助けてくれて、ことなきを得たことを思い出しました。
さて、ホテルから歩いて20分ほどでモロッコのフェリー乗り場に到着。
人がいなさすぎて、営業してるかな?とも思いましたが、エスカレーターを登り出国審査場に行くと、沢山の人が列を作っていました。
出国審査を無事終え、搭乗の案内後、フェリーに乗り込みます。
フェリー内の写真を撮り損ねたんですが、
1枚だけありました。窓が汚すぎてもはや雨でも降ってそう。
スペインまでの移動時間は約1時間。
出港予定時刻から45分も遅れたので、結果倍ほど時間がかかってしまったんですが、「遅延はよくある話」というのは聞いていたので驚きもがっかりもしませんでした。
スペイン到着!
ここから入国審査を済ませて、アルヘシラスという街までバスで向かいます。
しかしフェリーを出るのが遅れた私たちは、入国審査でかなり時間がかかってしまい、気付けば私たちの後ろにはほぼ誰もいない状態に。
ようやく審査を終え、バス乗り場に行ってみるとバスが今にも出発しそう。
走ってバスを止めようとすると、
「もう満席だから乗れないよ。ここで待ってなさい。」と言われました。
待っててって、「一体どれくらい待てばいいの?」と聞くと、30分から1時間くらいかな。このバスがまた戻ってくるとのこと。
絶対1時間で済む訳ない。
フェリーとセットで予約したこのバスなので、みんなが乗れるようにちゃんと計算してくれてるはずという期待は、スペインでは通用しませんでした。
寒い中、バスが戻ってくるのを待つしかありません。
私たちの他にバスを逃したのは、インド人夫婦とカナダ人夫婦、そしておそらくモロッコ人の男性。
15分ほどしてから、フェリー会社のスタッフ1人が我々の人数を数えにきました。
トランシーバーで誰かとやりとりをしています。
まさか、と思った次の瞬間、2台のタクシーがやって参りました!
なんとタクシーでアルヘシラスまで行ってくれるよう手配してくれたのです。
グラシアス、エスパーニャ!
というわけで、私たちはカナダ人夫婦と一緒にタクシーに乗り、無事バスターミナルまで辿り着けました。
ここで30分ほど待って、私たちの目的地であるラ リネアに向かいました。
ここから宿は歩いて数分。
そしてそこからすぐのところには、ジブラルタルというイギリス領土があります。
面積はなんとたったの6.5k㎡。調べてみると、東京の狛江市と同じくらいの大きさでした(詳しく知らんけど笑)。
ここからジブラルタルの岩が美しく見えます。
明日、もしくは早速今日にでもこのジブラルタルに入国してみようと思います。
スペイン情報⬇️
場所:西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、アフリカ大陸にある飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。
人口:約4,600万人
面積:506,000㎢ (50位)
言語:スペイン語
[ありがとう:gracias(グラシアス)]
[はい:sí(スィ)]
[いいえ:no(ノ)]
宗教:ほぼキリスト教
首都:マドリード
日本との時差:ー8時間
通貨:ユーロ
国旗: