キャンディーは比較的大きめの街で、西欧の観光客も多く見られました。
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ホテルから少し歩いたところにある日本食レストランが美味しそうだったので夜ご飯を食べに行ってみると、開いていたけどちょうど計画停電中で料理が提供できないと言われます。しかも復旧するころにはお店も閉店の時間になるので、つまり我々は日本食が食べられないということ。
海外での日本食をそこまで期待していたわけじゃなかったんですが、食べられないとなると残念です。
仕方ないので近くの美味しそうなレストランでチョプスイ(野菜炒め)と炒飯を食べることにしました。
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お店によっては開いているところもあるようです。
味も美味しく、助かりました。
暗くなり出したので早々にホテルに帰り、明日の移動に備えます。
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一泊して、今日は移動です。キャンディーからヌワラエリヤまでは約76km。
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徐々に標高が高くなってきました。
地図でビューポイントを探すと、そこはレストランでランチもやっていました。
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お腹も空いていたので、いただくことに。
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辛いカボチャカレーや、ニンニクで炒めた辛いインゲン、そして辛いレンズ豆のカレー、どれもこれも辛いんですが味が違って美味しい。サラダだけが唯一の救いでしたが、これにも緑唐辛子が入っていたので、要注意です。避けながら食べました。
現地の人たちは、手を使って全ての具材を混ぜ混ぜしながら食べます。
混ざり合わさると、また新しい味が誕生して、そういう意味でも食べ飽きないんだと思います。
お腹もいっぱいになり、もう少し道なりに進んだところにある紅茶工場へ。
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スイス人カップルと一緒に工場を見学することになりました。
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まずは摘んできた茶葉をここで約14時間乾燥。
そして、十分乾燥した茶葉が上から落ちてきて、ここで細かくカットされます。
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お茶の種類によって茶葉の大きさは変わります。大きいものは味が薄く、小さく砕かれたものは濃くなりますが、品質などは全て同じとのこと。
ここで大きさの違う茶葉を分けています。
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見学を終えると、こちらで無料の紅茶をいただけます。
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希望すればケーキを一つ400ルピーでつけることができます。たったの150円でこんな贅沢な時間を過ごせるなんて、ありがたすぎます。
紅茶は、私たちが今まで飲んできたものより薄く感じ、最初は紅茶をあまり感じませんでした。しかしケーキとの相性はとっても合い、飲めば飲むほど上品な味わいを感じ、飲み終えた時の満足感はとても大きかったです。
そうか。本物の紅茶はこんなに軽くて飲みやすいのか。。。
新たな発見でした。
ここは、西欧の観光客も多く訪れていました。
夫婦に写真を撮ってと頼まれたのでスマホを預かると、ヘブライ語が書かれていたので、写真を撮ったあとイスラエル出身か聞いてみるとやっぱりそうでした。
私たちが日本人と分かると、3年前に日本に行こうとチケットまで取ったけど、コロナの影響で中止。いつか桜の見れる時期に行く予定をしていることを興奮気味に伝えてくれました。
お話が大好きな夫婦で、自分の言いたいことが溢れます。会話がカオスになってきたところで、奥さんが突然「どんぐりころころ」を歌い出し更にカオスに。
イスラエル人からどんぐりころころを聴く日がくるなんて思いもしなかったので、最初は理解ができませんでした。どうやら彼女のご両親が日本に行った時に覚えて、それを彼女に教えたんだそうです。
ここスリランカで、イスラエル人とどんぐりころころを熱唱しました。
そんなこんなでホテルへ向かいます。ここからはそんなに離れていませんが、ナビ通りに道を走っていくと、まぁまぁの上り坂が現れました。
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一見緩やかなので途中まで上ってはみましたが、トゥクトゥク運転歴がまだ浅いので無理はしないということで、やっぱり道を改めます。
若干の遠回りをして、緩やかな道で安全に辿り着くことができました。
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時刻は夕方16時前。今から30分ほど歩いて市内を回って、夜ご飯を調達してこようと思います。
明日は62km東に行ったエラというところへ向かいます。