エジプトのルクソールでは、ナイル川の西岸にあるアパートをエアビーを通して利用しました。
オーナーは私たちのアパートから道を挟んで目の前だったので、何か問題があればすぐ対応してくれてとても安心でした。
玄関のドアを開けるとリビングが広がります。
このソファーの柄が可愛い。
初日、ソファーに座っていると、床に動くものが視界に入ります。
何かと見てみると、日本で見るより大きめの茶色い蟻さん。
1匹潰すと(ごめんなさい)またもう1匹現れます。そしてもう1匹。。。
この旅では「虫さん怖ーい(黄色い声)」は通用しません。日々強くなっていく気がします(笑)。
部屋は2人だと十分の広さ。ダブルベッドの部屋と、
ツインベッドの部屋が1つ。寝室は2部屋あったので、1つは荷物置きとして利用していました。
また、事前にリクエストしていたブランケットが大変役に立ち、ブランケットなしだとおそらく眠れたもんじゃなかったはずです。
そう、ここエジプトは基本的にエアコンはクーラー機能しかなく、暖房はついていません。1万円クラスのホテルでも暖房機器がついていないこともざらだそうです。確かに夏場は必要なさそうですが、1月2月のエジプトの夜は結構寒いんです。昼間と夜間の温度差が20度なんて話は当たり前で、昼間だけでも日向と日陰では体感温度は違います。この温度差で体を崩さないように気を付けるのがエジプトでは特に大事になります。
さて、こちらはキッチン。コンロも付いてはいましたが調理器具が十分ではないと判断したので、せっかくのエアビーでしたが、一度も料理をすることはありませんでした。。。
トイレとシャワーはこんな感じ。
綺麗好きには無理な宿なんじゃないでしょうか。
辛うじてシャワールーム(ルームというほどではない)にはカーテンがついてありますが、特に機能は果たしていません。水はダダ漏れです(笑)。
ただ、蛇口をひねってお湯が出てくるスピードはピカイチで、逆に一瞬で熱湯に早変わり。要注意です。
また、これはこのアパートに限った話ではありませんが、停電はエジプトではよくある話。
滞在中は2度ほどありました。寒い中シャワーを浴び、その後ドライヤーが使えず凍えそうになった時には、日本のインフラに感謝し、また恋しく思いました。
やっぱり日本ってすごい。
まぁでもこういう経験も嫌いじゃないけど(笑)。
ちなみに断水も一度ありました。。。歯磨き中に(笑)
さて、ここの一泊の値段ですが、2月だと約2,000円。
蟻やら暖房やらごちゃごちゃ書きましたが、安いので文句は言いません。
ただ、物価から考えるとこれでも高いんですけどね。
あと、オーナーのアハメッドさんは、アパートのオーナーであると同時にツアーガイドでもあり、しかも大学5年間でエジプト史を学びしっかり資格も取得している安心のガイドさん。
トリップアドバイザーでもエジプトでトップ3に入るほどの人気を得ているようです。
そのアハメッドさんに、家でのランチに招待してもらいました。
奥様が作ったというご飯。
手前は見た目の通りスクランブルエッグ。スクランブルエッグは日本でも食べ慣れたシンプルな味。奥にある茶色の食べ物は豆を潰したもの。味付けもしっかりしていて、パンと一緒に食べるととても美味しかったです。
これは、牛乳から作ったチーズ。これが私のお気に入り!ホイップクリームほどふわふわではなく、しっとりタイプ。ちょうどクリームチーズを混ぜた硬さ。程よい酸味と塩っけがあり、これもパンとの相性が抜群でした。
エジプトのホスピタリティも味わうことができました。
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