トルコ語|動詞の話②〜中立形[否定文/疑問文]〜

〈トルコ語|動詞の話①〜中立形[肯定文]〜はこちら〉

中立形の肯定文を前回学習しました。ボリュームが大きくなってしまったので、否定文/疑問文をこちらでまとめたいと思います。

否定文

中立形の否定文では、語幹の後に下表の赤文字を挿入して否定を表します。

・１人称単数/複数→maまたはme
・それ以外→mazまたはmez

ma(maz)かme(mez)かは、おなじみの「ea母音調和」に従います。
語幹の最後の母音が
・aıouならma(maz)
・eiöüならme(mez)
人称接尾辞は、ben(１人称単数)のみが肯定文と違い-mになりますが、それ以外の人称は同じでOK。
a(ma/maz)であれば人称接尾辞はそれぞれıを用い、e(me/mez)であれば

例：bilmek[知る]

例：okumak[読む]

疑問文

中立形の疑問文では、３人称単数の形にした語幹の後ろに、下表の赤文字を挿入して疑問を表します。

※語幹の最後の母音を見て「4way vowel harmony」に従ってmi/mı/mu/müのいずれかを選ぶ。同様に人称接尾辞もそれに従うため、母音は同じになる。

※３人称複数の場合、「３人称単数の形」にした動詞にlarまたはlerを付ける。どちらを付けるかは「ea母音調和」に従う。

例：bilmek[知る]

例：kullanmak[使う]

以上が、中立形の否定文/疑問文です！肯定文も含め色々な動詞で練習していきましょう♪