イズミル県の市内から電車で約1時間20分ほど東南に降ったところに、セルチュクと言う街があります。そこでお邪魔したレストランをまずはご紹介。
Tekirdağlı Hasan Usta Sulu Yemek
このレストランは、おじいちゃんとその息子、そしておそらく週末で手伝いをしているであろう孫の男の子までが働いていました。
狭い店内でしたが、地元の人で賑わっていました。
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気に入ったものを指差して注文できます。
私たちが頼んだのはこちら。
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定番のムサカ。茄子がしゅんでて美味しいです。
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こちらは、鶏肉版肉じゃが。
両方とも安定の美味しさです。チャイも無料でいただけます。
KÖYLUM RESTAURANT
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行った時間が少し遅かったのか残り少ないですが、どれも美味しかったです。
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ここのオーナーには前の日の夜に声をかけられました。日本にも長く住んでいたため、流暢な日本語を話せる彼。控えめな雰囲気は日本人の振る舞いにも似ていて、笑いのツボも私たちと同じところで、一緒に話していてとても心地よかったです。最近は日本人観光客が少なく、なかなか日本語を話す機会がなかったからとても嬉しいと言ってくれました。日本語を話せるトルコ人に出会うのはこの旅初めてなので、私たちもとても貴重な時間を過ごすことができました。
ご飯も美味しく、現地の人や観光客で店内は賑わっていました。
Okumuslar pide
ここは、目の前でピデを作って釜で焼いてくれます。待っている間も写真や動画を撮って、楽しみながら待つことができます。
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これは卵とミンチ肉が乗ったピデ。個人的にとっても美味しかったです。なんと言っても焼き立てでサクサクの生地が最高。
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そしてこちらがキョフテ。これはトルコでも珍しいローストしたタイプのキョフテで、いわゆる王道の焼いたキョフテと比較しても比べ物にならないほどフワッフワです。しかも、トマトにピーマン、玉ねぎもいい焼き具合で最高でした。この2品でたったの50リラ。食べる価値ありです。
実はこのお店へは2回訪れました。その時に頼んだのがこちら↓
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チーズとミンチ肉が乗ったピデ。においはどこかクリームシチューのようで、まろやかな味わい。もちろん生地はサクサクで美味しかったです。
お次は、イズミル市内のレストランをご紹介。
Tarihi Adil Müftüoğlu Uğur Lokantası
滞在していたホテルから歩いてすぐのところにあった、1955年創業の地元民から愛されるこのロカンタ。
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私服の店員が多いトルコのレストランで、制服を着たお店は珍しい気がします。しかも店員の数も多く、その人気が伺えます。壁には今まで取り上げられたのか、額に入った新聞がたくさん飾られています。
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茄子とお肉、その他の野菜で作られたムサカのような料理。
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チーズがかかったのは初めて見ましたが、これがまた美味!1日おきに食べたいくらい。そして、なんといってもお皿の奥にあるマッシュポテト。これがこのお店のアイコンのようで、どの料理を頼んでも基本的に一緒に乗ってきます。これがまたまた美味しすぎました。とってもスムーズな口当たりに、どこか出汁のような風味を醸しだしていて、ムサカとの相性も抜群でした。
ロカンタの平均価格よりやや高めですが、それでも二人で1,000円ほどでランチを楽しめます。
ESNAF LOKANTA
ここは、バザールの中にひっそり佇む昔ながらのお店と言う感じ。マイナー過ぎてグーグルマップにすら載っていませんでした。写真にも店名をしっかり入れれてなかったのですが、、、記録として載せておきます。
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いかにも美味しいトルコ料理を作りそうなおばあちゃんが注文を聞いてお皿に入れてくれます。
なんと言っても脅威の値段。レンズ豆のスープ、チキンの煮物、そしてピラフのセットで一人20リラ。この時のレートで168円です。こんな美味しい料理をこの値段で出されたら、もう日本のレストランに行けません!
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以上、トルコ料理イズミル編でした。
イズミル市内には2軒しか行くことができませんでしたが、どちらも美味しくてラッキーでした。
そもそもトルコのレストランで美味しくなかったところがないくらいです。どこに行っても当たり。
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