電車アナウンス、英語で何て言ってるの?【JR西日本編】

英語/English

電車を利用すると、必ず英語のアナウンスを耳にします。
昔はこんなに英語なんて聞かなかったのになぁと思いながら、日々通勤しています。


鉄道会社が違えば微妙な違いはありますが、どんなことを言っているか気になる方に、電車の英語アナウンスを載せてみました。ご参考がてらにどうぞ!
ちなみに、日本語はアナウンスとは少し違います。ご了承ください。

・飛行機〈セーフティアナウンス〉の英語アナウンスはこちら

2021/1/24更新

<トイレ位置の案内>

Attention please. Restrooms are located in car number 1 at the front of the train, and car number 9 toward the middle of the train.
(お手洗いは、一番前の1号車と、真ん中9号車にございます。)

・be 〜ed:〜される(be + 過去分詞で受け身を表す)

<通行不可車両の案内>

Please be aware that movement between Cars number 8 and 9 is not possible.
(8号車と9号車は通り抜けができません。)

・aware :(形容詞)気づいて、認識して
・be aware [that S’+V’] :that 以降を認識する (that節の主語[S]はmovement, 動詞[V]はis)
・between A and B : AとBの間 (前置詞betweenの後ろには名詞が来て、働きは形容詞か副詞になる。この文では直前の名詞movementを修飾しているので、形容詞である)

<乗車中①>

Thank you for using JR West. This is the Special Rapid service bound for ○○.
Stops after Kobe will be announced later.
(JR西日本をご利用下さいましてありがとうございます。こちらは○○行きの新快速です。神戸から先は後ほどご案内します。)

・Thank you for 〜:〜をありがとうございます。
・bound for〜:〜行きの (発音:バウンド)
・be 〜ed:〜される(be + 過去分詞で受け身を表す)

<乗車中②>

We will be stopping at A, B, C and D before arriving at ○○.
(○○に到着する前に、A,B,C,Dに停まります。)

・will be 〜ing:〜いたします (未来進行形で丁寧な表現になる)

<乗車中③>

We will soon be making a brief stop at A, station number A11.
Please exit on the right. After leaving A, we will be stopping at B.
(まもなくA[駅]です、駅番号はA11です。お出口は右側です。A[駅]の後は、B[駅]に停まります。)

・brief:(形容詞)短時間の
・make a brief stop:短時間の停車をする
・exit:(自動詞)退去する、出て行く (自動詞とはつまり後ろに目的語(名詞)を必要としない動詞)

<乗車中④>

The train will sway upon arrival. Please hold on to a strap or a handrail.
(到着の際、電車が揺れます。つり革や手すりにお掴まり下さい。)

・sway:(自動詞)揺れる
・upon arrival:到着と同時に (upon/on〜:〜すると同時に)upon/onは前置詞。前置詞の後ろには名詞がくる
・hold on to〜:〜に掴まる
・strap:つり革
・handrail:手すり

<乗り換え案内>

Transfer here for the  ○○line.
(○○線はここで乗り換え下さい。)

・transfer:(自動詞)乗り換える

<搭乗時>

The Special Rapid service departing at ten forty-five, bound for ○○ will be leaving from track five. 
This train consists of 12 cars. Boarding locations are indicated by white triangles and number 5 through 12. Please form two lines to board the train. This train will be stopping at A, B, C and D.
(10時45分、○○行きの新快速は、ホーム5番より出発します。この電車は12両です。白色三角印、5番から12番で2列に並んでお待ちください。この電車は,A,B,C,Dに停まります。)

・文章の捉え方
The Special Rapid se
rvice (departing at ten forty-five, bound for ○○will be leaving from track five. 
主語=The special Rapid service
(departing at ten forty-five, bound for ○○)までは直前の名詞(The special Rapid service)を後ろから修飾している形容詞の働き


動詞=(will) be leaving

・consist of〜:〜から成り立つ、〜を構成する
・indicate:示す(車の指示器はindicatorインディケイター)

<遅延>

This train is now operated approximately 3 minutes behind schedule. Please be patient.
We apologize for any inconvenience.
(この電車は、約3分遅れて運転しております。もうしばらくお待ち下さい。ご不便をおかけして申し訳ございません。)

・operate:(他動詞)〜を操縦する、〜を運転する
・approximately:(副詞)およそ (aboutの類義語。aboutに比べ硬い)(略語:approx)
・behind schedule:予定に遅れて
・Please be patient.:我慢してください
・patient:(形容詞)辛抱強い (名詞になると患者)
・apologize for 〜:〜のことで謝罪する
・any inconvenience:いかなる不便

つまり、We apologize for any inconvenience.=私たちは、いかなる不便に対しても謝罪します。=ご不便をおかけして申し訳ございません。

<ホーム上での注意事項>

Attention please.
①Walking along the platform on the track side of the yellow tactile paving is extremely dangerous as you could be hit by a train.
It might also delay a train’s departure because safety must first be confirmed. 
②When walking, please stay behind the yellow tactile paving.
Thank you for your cooperation.

(黄色い点字ブロックの電車側を歩くのは電車にひかれる可能性があるので極めて危険です。
安全を第一に確認しなければいけないので電車の発車を遅らせる可能性があります。
歩く際は、黄色い点字ブロックの後ろにいてください。
ご協力、ありがとうございます。)

・文章の捉え方
Walking along the platform on the track side of the yellow tactile paving is extremely dangerous as you could be hit by a train.
Walking〜pavingが主語。Walkingは動名詞(動詞に”ing”をつけて名詞の働きをする)で直訳は”歩くこと”
動詞=is
as:この文章では、asの後ろにSV(主語,動詞)を置いて、接続詞として働いている。訳し方は”SがVなので”(理由)
could:この文章では、可能性が少なくともあることを表していて、過去を表しているわけではない。

・walk along〜:〜を沿って歩く
・tactile:(形容詞)触知できる (発音:タクトォ)
・paving:(名詞)
舗装
・might:(助動詞)かも知れない(基本的に可能性は50/50)
・delay:(他動詞)〜を遅らせる(発音:ディレイ)
・because:(接続詞)〜なので、〜だから
・must:(助動詞)〜しなければいけない
・confirm:(他動詞)〜を確認する
<must first be confirmed:最初に確認されなければいけない>

・文章の捉え方
② When walking, please stay behind the yellow tactile paving.
分詞構文。
when -ing 〜,:〜する時、
動詞:stay

<stay behind〜:〜の後ろにとどまる>

<携帯電話使用に関して>

Attention please.
While on the train, please set your mobile phone to silent mode and refrain from making or taking calls.
(車内では、携帯電話をマナーモードにして、通話をお控えください。)


While on the train,:While you are on the train,の、”you are”が省略。
While:(接続詞)〜している間
set A to B:AをBに設定する (このtoは前置詞なので、後ろに名詞が来る)
refrain from A:〜を控える (前置詞fromの後ろには名詞。動詞を置きたい時は動名詞〇〇ingにする)
make calls/a call:電話をかける
take calls/a call:電話を取る

・接続詞andが繋いでいるのは、動詞”set”と”refrain”


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