トルコ語|過去形[疑問文]

〈このページでは過去形の疑問文のみ取り扱います〉

過去形の[肯定文]、[否定文]はこちらからどうぞ!

それではいよいよ過去形シリーズの最後、「疑問文」です!
英語の、「Did you 〜?」(〜しましたか?)と、相手が過去にその行動をしたかどうかを尋ねる形ですね。

さて今回の疑問文ですが、これまでの「中立形」や「現在進行形」の疑問文を思い浮かべた方は、ここで超・ウルトラ大どんでん返しを食らうことになります。

実はトルコ語のすべての疑問文の中で、過去形だけが「完全に独自の特別ルール」を持っているのです。
でも安心してください!変化のパズル自体は、これまでで一番簡単

過去形だけが持つ「逆転」の特別ルール

今まで学んだ中立形や進行形では、「人称接尾辞(私は/あなたは)は、疑問(mi/mı/mu/mü)の後ろにくっつく」というルールでしたよね。

ところが、過去形だけは違います。 なんと、「動詞の過去形(〜した)」を1つの単語として完全に完成させてから、一番最後にポツンと疑問のマーク(mi / mı / mu / mü)を置くというルールになっています!

言葉で言うよりも、表で見た方が一発で分かります。さっそく方程式と人称別の表を見てみましょう!

方程式

【完成した動詞の過去形】+【疑問詞 mi / mı / mu / mü】 (※なんと、疑問詞の後ろには何もつきません!完全に独立して後ろに置くだけ!)

動詞の過去形の「最後の母音」に合わせて、一番最後につく疑問詞を4択から選ぶだけ。しかも、主語が誰であっても疑問詞の形は変わりません!

では、一番よく使う動詞の一つ、gelmek[来る]をベースに、実際のセットを見てみましょう。
gelmekの過去形は、語幹の母音が「e」なので、すべてお尻が「i」で終わる形(geldim, geldik, geldin…)になります。そのため、後ろに置く疑問詞は mi の1択で固定されます!

主語完成した過去形独立した疑問詞実際のセット意味
bengeldimmi?Geldim mi?私は来ましたか?
bizgeldikmi?Geldik mi?私たちは来ましたか?(着いた?)
sengeldinmi?Geldin mi?あなたは来ましたか?(来たの?)
sizgeldinizmi?Geldiniz mi?あなた達は来ましたか?
ogeldimi?Geldi mi?彼/彼女は来ましたか?
onlargeldilermi?Geldiler mi?彼らは来ましたか?

ここが超イージー! 今まで私たちを苦しめてきた、私(ben)や私たち(biz)のときの「クッションの y(muyum? / muyuz?)」が一切登場しません!
さらに、彼ら(onlar)のときだけルールが変わる……なんていう罠もありません。動詞の過去形を普通に作って、後ろに mi? をちょこんと置くだけです。

実際の活用例をみてみよう!

完成した過去形の「最後の母音」によって、後ろに置くメダルを4パターンから選びます。

① 最後の母音が e / i のとき =【 mi? 】

動詞:gitmek[行く] ➔ 過去形は gittim,gittin,gitti...過去形のお尻がすべて「i」で終わるので、後ろに置くのは mi? です。

  • Gittin mi?:[sen]➔ 行ったの?
  • Gittiniz mi?:[siz]➔ 行きましたか?

② 最後の母音が a / ı のとき =【 mı? 】

動詞:almak[買う/取る] ➔ 過去形はaldım,aldın,aldı...過去形のお尻がすべて「ı」で終わるので、後ろに置くのは mı? です。

  • Aldın mı?:買った?
  • Aldılar mı?:彼らは買った?

③ 最後の母音が o / u のとき =【 mu? 】

動詞:olmak[なる] ➔ 過去形はoldum,oldun,oldu...過去形のお尻がすべて「u」で終わるので、後ろに置くのは mu? です。

  • Oldu mu?:[o]➔ できた? / それで大丈夫?
  • Oldunuz mu?:[siz]➔ (何かに)なりましたか?

④ 最後の母音が ö / ü のとき =【 mü? 】

動詞:görmek[見る] ➔ 過去形は gördünm,gördün,gördü...過去形のお尻がすべて「ü」で終わるので、後ろに置くのは mü? です。

  • Gördün mü?:見た?
  • Gördük mü?:私たちは見ましたか?

💡 日常会話で1秒で使える!超・必須フレーズ

過去形の疑問文は、挨拶代わりに毎日必ず使うフレーズの宝庫です。この2つはそのまま丸暗記しちゃいましょう!

  1. Anladın mı?(アンラドゥン・ム?) ➔ 「分かった? / 理解できた?」 ※お店で説明を受けたときや、友達同士の会話で1時間に3回は使います(笑)。
  2. Tamam mı?(タマム・ム?) ➔ 「オッケー? / いい?」 ※正確には動詞ではないですが、過去形疑問と同じリズムで「これで大丈夫?」と確認するときに超便利です。

動詞の過去形・疑問文の活用は以上です!本当にお疲れ様でした。

過去形をいつも通りに完成させて、後ろに mi / mı / mu / mü をポツンと離して置くだけ!

中立形や進行形の疑問文と比べると、パーツの合体がない分、驚くほどスッキリしていますよね。

これで過去形も「肯定」「否定」「疑問」をカバーしました! 過去の思い出や経験をたくさん質問したり答きたりできるようになって、トルコ語でのコミュニケーションがさらに立体的になったはずです。

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