6月のウズベキスタンはそこまで暑くないと聞いていたのですが、ここヒヴァはしっかり真夏と化していました。
私たちが滞在しているのは城壁に囲まれた旧市街、イチャン・カラ。入り口に立つと、大きな門が迎えてくれます。
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門をくぐると、石畳の道が広がり、左右には美しいタイルで装飾された建物が立ち並んでいます。
イチャン・カラ内で存在感を放っているのはカルタ・ミナルというミナレット。
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この未完成のミナレットは、その独特な青いタイルで装飾されていて、空に向かってそびえ立つ姿が印象的。
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もし完成していたら中央アジアで最も高いミナレットになったそうです。
今では、その未完成が完成形として世界中の観光客に愛されています。
ウズベキスタンの大事な文化でもある、チャイ。お茶を飲みながら談笑するウズベクおじさんの銅像もフォトスポットになっていました。
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ふと下を見ると、可愛らしいマンホールもあります。
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2泊したヒヴァで、2日連続で夜ご飯を食べに行ったレストラン。
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テーブルの下には猫ものんびりくつろいでいます。
食事を注文してしばらく待っていると、あるスタッフがテーブルにお花を置き始めました。
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ハエよけ用のミントだそうです。
すごくおしゃれですね。全然ハエよけになってなかったけど(笑)。
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注文したのはシヴィットオシュ。
スープやサラダにデコレーションされるウズベキスタンでよく食べられるハーブ、ディルを練り込んだ麺料理。
生パスタのような感覚で、もっちりした食感は美味しいと感じる人が多いはず。上に乗っているのは、人参ジャガイモ牛肉。味は肉じゃがそのもの(笑)。
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こちらはチキンの炭火焼き。どこでもよく見る料理ですが、やっぱり炭火焼きって美味しいですね。家では作れないので貴重です。
あと、ウズベキスタンと言えば定番のプロフ。
ウズベキスタン料理はどれも油が多めなので、胃腸が疲れ気味になりますが、どれも味は美味しいです。
私たちが滞在した宿では、他の多くの宿同様、朝食付きでした。
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無農薬の果物もたくさん。
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ウズベキスタンでは、道路沿いにたくさんの果物の木がなっているのですが、なんと誰でも自由に取っていいのです。実際ウズベキスタン旅行中に、バケツを持って収穫している現地の人をたくさん見ました。日本では考えられないです。
さて、2泊したヒヴァの次はブハラへ移動です。