私たちが滞在しているのは、首都マスカットにあるルウィ地区。ここからバスで20分ほど行ったところにあるムトラスークへ行ってみました。
バスは涼しく快適で、Wi-Fiも完備。運転手は爆走しがちですが、乗り心地は悪くありません。
- ムトラスーク
ムトラという地域にあるスークなので、ムトラスーク。
オマーンに来てよく感じるのですが、ドバイに引き続きインド人が多くいます。
ここムトラスークで働いているのも多くはインド人のようで、なんだか不思議な気分になります。
ムトラスークは海岸沿いに面していて、歩道は現地人や観光客が散歩をしたり座って休んでいたりして、ゆったりとした時間が流れています。
オマーンの人は歩くのが本当にゆっくりで、こっちまで歩くのが遅くなります(笑)。
- オマーン国立博物館
翌日訪れたオマーン国立博物館は、ムトラスークからバスで10分ほど東に行ったところにあります。
ここで、オマーンの歴史を学ぶことが出来ます。
展示は一階と二階にあり、私たちは約2時間かけてまわりました。
寒すぎて、途中外に出て太陽の光を浴びて温もりました。冬服が必要です(笑)。
こちらはオマーンの国旗にも描かれている、男性が使用するハンジャルという短剣。
昔は武器として使われていましたが、時代と共に儀礼・伝統芸能の用途に使われることが多くなっていき、今では勇敢さ・富裕を表す装飾品として着用されているそうです。
この曲がり具合ですが、実際に使う時取り出しにくくない?と思い調べてみましたが、剣自体はそこまで長くありませんでした。
オマーンは様々な国と交易があり、いろんな国々からの贈り物も展示されていました。
他にも、河川のないオマーンが作り出した、井戸の底を横穴でつなぐ灌漑システムを知ることが出来たり、昔海洋国家として繁栄していた際の様子など、様々な角度からオマーンを知ることが出来ました。
- アル アラム パレス
建てられたのは1972年と、そこまで古くありません。
スルタン、つまりオマーン国王の宮殿です。普段はここに住んでいませんが、来賓客が来る際にここを使用するそうです。現在も使用されている宮殿なので、観光として中に入ることはできません。門の外から眺めるだけです。
- ショッピングモール
マスカットには大小含め、たくさんのショッピングモールがあります。
私たちが訪れたのは、オマーン アベニューモール。規模はオマーン1。
入り口には前国王と現国王の絵が飾られています。
スタバやダンキンドーナツなどアメリカのお店がたくさんあり、とても見慣れた景色。
IKEAだってあります。
こちらは日本にも進出しているシナボン。
アバヤの女性が中東アジアの雰囲気を出してくれます。
国土の約半分が海に面しているためか、魚介類も豊富。
生け簀も日本を思い出します。
ちなみ、道路を挟んですぐ横にあるマスカット グランドモールにも足を伸ばしましたが、
こちらはびっくりするほどさびれていました(笑)。
そりゃ、真横にあんな大きいモールを建てられたら、みんなそっちに行きますよね。。。
というわけで、オマーンの首都マスカットで訪れた色々でした。
オマーンは暑いですが、人は穏やかで優しくとても治安も良いです。
中東の日本と呼ばれるのが分かります。
英語も不自由なく通じるので、訪れやすい国の一つだと思います。