ボゴタ2日目、今日は午後からボテロの美術館へ。
その前に、たまたま見つけた宿近くの食堂へ入りお昼ご飯をいただきます。
ローカル感満載ですが、スタッフのお姉さんがキッチンまで連れていって丁寧に説明をしてくれたので、無事注文することが出来ました。
(もちろんスペイン語なので多くを取りこぼしていますが笑)
これでほんとに12ペソ?(約365円)と聞きたくなるほどの内容。
やや、いやかなり食べ過ぎてしまいましたが、ここから頑張って美術館へ向かいます。
ここボゴタの公共交通機関はバスのみ。
バス専用レーンがあるので、渋滞に巻き込まれることは基本的になく、電車のように時間通り。
多くの人が利用しています。
美術館最寄りのバス停まで20分ほど。
そこから見える光景は、徐々に荒れていきます。
大量のゴミが捨てられている道路や一画。
そのゴミを漁る、動きがおかしい人たち。
ここでは降りたくないと直感的に思うエリアです。
美術館最寄りのバス停は、そのエリアを抜けて繁華街の中にあります。人も多く賑わう一方、引き続き警戒しつつ美術館へ到着。
館内は、ボテロの作品や彼以外の作品で素敵な空間が広がっていました。
このボテロ美術館は、メデジンにあるボテロ美術館と違い、入場が無料なんです。
なので、気軽に入ることができます。
地方から来たという学生たちも多くいて、彼らにとって珍しい「外国人」である私たちと一緒に写真を撮ってと欲しいと言われたり、インドやエジプトを思い出す瞬間も。
ボテロの作品は、やっぱりステキで、見ていて飽きません。
こちらはボテロの有名な作品、ふくよかなモナリザ。
ちゃめっけのある体型の人たちや、面白い表情や、遠近法や色んな技法を無視した自由な絵画は見ていて気持ちいいほど。
ボテロの作品がもちろんメインですが、私の一番好きなサルヴァドール・ダリの作品が飾られていたり、
誰もが知る芸術家、ピカソの絵があったりと、ほんとに無料でいいの?と目を疑う内容。
大変充実した美術館でした。
宿付近まで戻り、たまたま見つけたチョコレートのカフェに入ることに。
コロンビアのチョコを使ったドリンクを扱っているお店で、こちらは甘みを加えていないカカオで作ったチョコをミルクで溶かし、バニラアイスに注ぐ、チョコ版アフォガート。
旦那曰く、おしゃれなミロの味がするとのことでしたが、確かに飲みやすく、甘過ぎず、シンプルに美味しかったです。
コーヒーも手を抜いていなくて、そこらへんのカフェなんかよりも美味しい、飲みやすいコーヒーでした。
さてさて翌日は、黄金美術館へ行くことに。
昔の人たちの金のアクセサリーの作り方を学べたり、シャーマンについても知ることができたりと、思った以上に興味深い美術館でした。
入館料が150円ほどなんですが、なんと私たちが行った日はなぜか無料。チケットには外国人は無料と書いていましたが、料金に見合わないほど充実した内容でした。
ボゴタに来たら、ぜひ美術館巡りをおすすめします。