今日はトドラ渓谷へ観光です。
まずはいつものようにホテルで朝食をいただきます。

お腹も満たし出発です。
宿があるティンジルからトドラ渓谷まではタクシーでも行けますが、今回は歩いて行ってみることにしました。
道路から外れた、オアシスと呼ばれる道をひたすら進みます。

道中はロバとすれ違ったり、

畦道をひたすら歩きます。

1時間半ほど歩いたところで少し休憩。

歩き始めた最初は寒かったけど、太陽のおかげで日向は暑くなってきました。
休憩も終え、再度出発。
焼かれた木々があったり、

川を渡ったり、

空き家の間を進んだりしていると、

突然現れた絶景。

すごい景色の中に入り込んだかのような近さです。

もう、トドラ渓谷まで行かなくてもいいんじゃないかと思えるほど満足する景色に出会えましたが、ここまできたら引き返せない、ということで先を急ぎます。
歩いていると桜のようなお花が現れました。

調べると、これはアーモンドの花のようです。

桜に似過ぎて、なんだかモロッコでお花見をした気分。
すぐ先にはサボテン。

やっぱりここはモロッコでした。
道なき道を進むこと3時間。ようやく到着です。


日陰に加え、風が吹いて寒かったですが、その迫力は圧巻で写真に収まりきりません。

渓谷を越えても絶景は続いていました。
帰りはさすがにタクシーを捕まえたいと思いながらなかなかタクシーが見当たりません。

またまた3時間かけて歩いて帰るのも覚悟したその時、バンが私たちを通り越し少し先で停車しました。

すると1人の男性が出てきて、君たちティンジルに行くのかい?と声をかけてきました。
そう、これはちょい大きめのシェアタクシーだったのです。
英語を話せる彼はスタッフでもなんでもないただの乗客。彼のおかげで3時間のウォーキングという過酷なコースを通らず済みました。感謝です。
徒歩で3時間かかった道は、車だと20分もかからず到着。

あっという間でした。
久々に25,000歩を超える歩数を歩いたので、今日はぐっすり眠れそうです。
いや、いつもぐっすり寝てるか。