今日はスクレから少し東に行ったところにあるタラブコという町で、日曜市が開催されているということで行ってみることにしました。
まずは滞在しているスクレの宿から、30分ほどのところにあるバス停まで歩いて行きます。
ようやく到着。
最初に乗っていたバンは、旦那がトイレに行っている間に出発時間が来たので見送ることに。
南米でも時間は守るようです。。。
数分したら、もう次のバンが出発準備に入りました。結構頻繁に走っているようです。
初の運転手横の席。若干の狭さは否めないですが、見晴らしもよく何より酔わずにすみました。
最初は、景色ばかり見ていましたが、ふと運転手に目をやると、袋から絶えず何かを口に入れています。
ポテチを頬張るペースでしたが、袋を見るとどうやらコカの葉が入っているよう。
ボリビアでは見慣れた光景ですが、彼らにしてみたら「エナジードリンク」的な感覚。
眠気覚まし、集中力維持などなど。。。
石灰パウダーも一緒に口に入れます。(コカの葉がアルカリ性にしか溶けない性質で、口内をアルカリ性にする必要があるためだそうですが、よくわかりません。。。)
私も以前コカ博物館でコカの飴を食べましたが、まるで歯医者の麻酔が効いてる感覚。コカの葉は尚更なはず。(知らんけど。)
無事タラブコに到着。
ここから徒歩数分で中心地に着きます。
広場にはこんな像が。
これは広場にある銅像。
昔1816年、スペインの侵略者を撃退した彼ら。その時の栄光を讃えてこんな銅像が。。。
とってもグロい話ですが、打ち勝ったタラブコの原住民の戦士が手に持っているのは、緑の服を着たスペイン人侵略者の心臓。怒りと報復の意を表しているそうです。ひょえ〜。
さてさて、日曜市を散策しましょう。
早速目にしたのは、車のタイヤで作ったであろうスリッパ。
なんとも、ダイレクトエコです(笑)。
こちらはタラブコの日曜市を鮮やかに飾ってくれる、素敵な柄の布。
とっても活気があって、みんな元気なんです。
町を歩いていたら、偶然メルカドを発見。
(まぁ町自体が小さいので、いやでも発見することになると思いますが。)
お腹の調子が良くない私たち。
スープなどの水分は避けたい、ということでフライドチキンとフライドポテトを食べることに。
焼き加減も塩加減も抜群。
もう少し町を散策し、お土産も少し買って暗くなる前にスクレに帰ることにします。
バンはなかなか良いタイミングで出発。
4時前にはスクレのバス停に帰ってきました。
スクレからバンで2時間ほどと決して近いわけではないタラブコですが、なんともゆるい時間を過ごすことができました。