青色に塗られた壁が多くあることから「ブルーシティ」と呼ばれているジョードプル。
害虫駆除のために化学塗料を塗ったら青色に変色してしまったことが理由だそうですが、この色のままにしたのはインド神の一人クリシュナが青色で縁起がいいからかなぁと個人的に思ってしまいます。
現に街中にはクリシュナが描かれた壁をよく目にしました。
駅から宿への道中は、街の活気の激しさに呆気に取られましたが、翌日意を決して街を歩いてみます。
早速のトラップ。インドは一筋縄には行きません。
地震でも起きたのかと勘違いするような道ですが、これは道路工事の途中だそう。
これが50メートルは続いていたでしょうか。みんな慣れたようにスイスイ通って行きます。
時には自転車を担いで通っている人すら。
こちらの人はみんなパワフルというか元気というか。。。
現地の人は、政府は税金を使いたいから特に必要じゃないのにこういった工事を行うと言います。
さて気を取り直して、私たちが立ち寄った場所を順番にご紹介します。
メヘラーンガル城砦
まずはジョードプルと言えばの観光名所、メヘラーンガル城砦。
1459年頃建てられたお城です。
ちなみに、こちらはお城から撮った町の写真。
いかがでしょうか。
「ブルーシティ」と言われつつ、ブルー感はパンチが弱すぎます。
これは、事前に聞いていたのでそこまでびっくりしませんでしたが、実際に街中を歩いている時の方がブルーを感じることができます↓
壁にはグラフィティも描かれていたりします。
階段井戸
1740年代に作られたこの井戸。
やっぱり水回りは下水の臭いがしてあまり長時間の滞在はできませんでしたが、下を見下ろすのは写真で見るより迫力がありました。(というより、この水の中に落ちた想像をしてしまったらなかなか怖くなりました)
それでもこの建築はとても美しくて、たくさんの人が写真を撮っていました。
この井戸を見渡せるカフェでお茶をしていると、「ドボンッ」という音が聞こえてきます。
見ると、若い男の子たちがジーンズ一丁で飛び込んでいます。
よく見ると、鯉的な魚が泳いでいます。。。彼らの勇敢さに乾杯。
こちらは井戸のすぐ横にあるカフェ。
STEP WELL CAFE
インドは街中が元気すぎて、道を渡るのも一苦労。車やバイクも多くて、喉も早々にやられます。
こんなカフェでのひと時がとっても貴重なのです。
時計台
約200年前に建てられたと言われるこの時計台は、ガンタ ガルという名前で親しまれています。
詳しく知りませんが、漫画ワンピースに出てきたことのある時計台のモデルにもなったそうで、日本人の中でも知る人ぞ知る時計台のようです。
そこまで大きい街ではないですが、スイスイ歩ける街ではないので(インドはだいたいそう)一日で回れる量は限られているかもしません。
改めて、インドは疲れるしめんどくさいけど、やっぱり刺激があって楽しいんです。
ジョードプルは3泊して、次に向かうのは同じラジャスタン州の州都、ジャイプルへ向かって引き続き東へ進んでいきます。