デンマーク第二の都市とはいえ、人口25万人ほどの規模でゆったりした時間が流れているオーフス。
ここに滞在した約1週間は、今まで慌ただしく動いていた疲れもあって基本的にのんびり過ごしました。
とは言え、歩いて30分ほどのところにある市内へ出かけたり、
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少し北の方に森があるよと教えてもらい、歩いて行ってみたり
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毎日どこかしらには出かけてデンマークの時間を過ごしました。
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個人的に、デンマークと言えばこの家並みのイメージ。
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歩いていると気づいたのは歩行者用信号のデザイン↓。
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見えにくいですが、赤も青もバイキングがモデルになっています。
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8世紀に、バイキングがデンマークを含んだスカンジナビアに侵略してきたという歴史もあって、バイキングが街中でも身近に見られます。
バイキングって海賊なのに、どうしてこんなに愛されている雰囲気を感じるんだろうと思いましたが、バイキング時代というのは800年代頃の話。かなり昔だからか、今や”悪い奴ら“というイメージは感じません。
また、本当は略奪をしていたわけではなく漁民や農民として働いていたり、本当は角のついた兜を被っていたわけではなく、後になって人々がバイキングを伝説化しようとしていたということも聞きます。
もはや何が本当なのかは闇の中。今の私たちにとってのバイキングはキャラクターとして存在しているのかも知れません。
さて、オーフス市内には大きくておしゃれな図書館があります。
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デンマークは福祉が充実していることでも知られている国の一つ。
医療、教育などに関する費用が全て無料。こういった公共施設もしっかり充実しています。
夜ご飯は、みんなで一緒にテーブルを囲んでいただきました。
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ヤシンがいつも美味しいご飯を作ってくれて、ついつい食べ過ぎてしまう日々。
イスラム教徒の彼は、イスラム教の教えの一つ「客には、最初の3日間はご馳走を振る舞う。それ以降は仲間、家族となり、自分の家のように過ごしてもらう。」を守っていたようで、3日目にその教えを教えてもらったにも関わらず、
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結局、最後までご馳走を作ってくれました。
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1週間滞在したオーフスも、明日が最後です。