今日は6日滞在したバラナシを去る日です。
ここでは、日本では決してすることの出来ない経験がたくさんできました。
来るまでは少し怖いイメージがありましたが、正直インドの中で一番居心地が良かったし、もう少しいたいとさえ思う場所になりました。
その理由の一つはきっと、素敵でオシャレでそして手軽な値段で日本食や中華がいただけるレストランがすぐ近くにあったり、美味しい生姜コーヒーが飲めるお茶屋がホテルのすぐ横にあったり、そういう意味でも居心地が良かったのです。
ここでは、お茶のマスターと名乗る韓国人の男性と出会ったり、お遍路でインドを回っている80歳の日本人男性と知り合ったり、芸術家のモンゴル人兄妹と相席になり仲良くなったり、インド人以外にも色んな出会いがありました。
というわけで何度もお世話になったカフェ、モナリザで最後の昼食をとり、14時なったのでそろそろ駅へ向かいます。
トゥクトゥクの運転手は250ルピーだと言いますが、いやいや200でしょ、と押し切りなんとか200で行ってくれることに。
値段交渉は、必ず乗る前です。
目的地に着いてしまえば相手の言いなりになってしまいます。
確かにこのやりとりはめんどくさいし、日本のタクシーがいかに快適かを実感できますが、でもインドからこのシステムがなくなったら、それはもはやインドじゃなくなる気もします。
駅に着いたら沢山の人がプラットホームに待機していました。色んな電車が遅延しているためのようです。
16時15分発の予定が、あれよあれよと遅れていき、私たちの電車がやってきたのが19時過ぎ。
3時間の遅延です。待つことに慣れているインド人さえも、流石に2時間半くらい経ってくるとソワソワし出していました(笑)。
結局、4時間10分遅れで、夜中の0時50分にガヤに到着しました。
今日はここガヤで一泊して、翌日に目的地のガヤに向かいたいと思います。
このホテルから立地を取ったら何も残らない「低評価ホテル」なんですが、この時間の移動は危険ということで、今日はここで滞在します。