昨日の深夜にカサブランカのホテルに着き、久々のベッドでの就寝。疲れは完璧には取れていませんが、それでも翌朝にはかなり元気になっていました。
ホテルの朝食では、フランスに影響を受けてか美味しいクロワッサンがあり、自分の理性が許すなら10個くらいは食べたいほどでした。
カサブランカで一泊して観光をしても良かったんですが、ここはモロッコでも一番都会で商業都市。特に買い物もする予定はないし、物価も他市と比べやや高め。ということで、今日は早々にもここカサブランカを去り、マラケシュへ向かいます。
歩いて駅へ向かう途中にいくつかカフェがありましたが、どこもお客さんはおじさん。本当に100%おじさんだったのでびっくり。なんだかトルコを思い出します。
駅は想像以上に洗練されていて日本なんじゃないかと思うほど。そこまで大きくはないですが、スタバやマクド、売店などがオシャレに並んでいました。
インドに2ヶ月いた私たちは、感覚がインドになっているせいか、全てがキレイで清潔に見えます。
こんなこと言ったらインド人に怒られるかもしれませんが、これが私たちが感じたことなので仕方ない(笑)。
切符を券売機で買おうとすると、クレジットカード支払いが出来なくなっていたので仕方なく窓口に並ぶことに。
スタッフの対応は英語で丁寧にしてくれて問題なく購入出来ました。
電車の出発は12:35。
ホームもすぐ分かり、キレイなホームへとエレベーターで降ります。
電車は数分遅れで到着。
車内は静かで日本に似た感じ。
私たちの席には7歳くらいの女の子が座っていましたが、その席が私たちの席だと分かるとすぐ近くに座っていたお母さんらしき人が、早くこっちに来なさいと女の子を手招き。
インドだと、「ここに座ってるからあなたたちはあっちに座りなさい」と言われそうなところ。
さっきも言いましたがインドに慣れすぎたせいか、全てがスムーズにいくことが逆に不安になります。
私たちが乗ったのは二等車の車両。
荷物置きもしっかりあるのでゆったり座れます。テーブルもあるので食事をするのも可能。
しかも日本の新快速のような速い電車並みのスピード。
2時間45分ほどでマラケシュに到着。
あっという間の移動でした。
マラケシュの駅も豪華で素敵過ぎて圧倒されます。
ここからバスで中心地にあるホテルへ向かいます。バスは20分ほどで1人4ディルハム。約50円です。
運転手しかおらず、運賃は運転手に払うシステム。
無事バス停に到着して、ここから歩いて宿へ向かいます。
チェックインの手続きをして、いざ部屋にいけるかと思っていると宿の男性が、「部屋の電気が切れてるから今日は別のホテルで泊まってもらうよ」と言います。
予想外の展開でしたが、仕方がないので案内されたホテルへと向かいます。
昼間は暑く、朝夜は寒いモロッコ。この周辺は基本、暖房システムがないので朝夜が心配ですが、なんとかなると信じて今は暖かい太陽の光を浴びたいと思います。