体験|ヘナアート&インド人の家にお呼ばれ

・インドⅡ/IndiaⅡ

今日のお昼は、明日ガイドをお願いしているインド人のサンちゃんとレストランで会い、ルートなどを相談しに行く予定です。

ホテルで準備していると、窓から見える景色に動きがあります。
ここは4階なので、人が通るわけないんじゃ、、、

猿でした。

ここバラナシにも結構いたのです。メガネだけは絶対に取られないようにしたいところ。

さて、お腹も空いたので待ち合わせのレストランへ向かいます。

そう、日本食です!
ここバラナシには日本人旅行者には有名なレストラン。インドカレーに飽きた人がこぞって集います。

サンちゃんが来るまでお昼ご飯を食べることにします。
豊富なメニューで迷った結果、

卵蕎麦を食べることにしました。
若干の甘みを感じ、日本のと同じとは行きませんでしたが、蕎麦感は楽しめました。

こちらは野菜炒め。

もれなくご飯がついてきます。この味付けはとっても美味しかった。

お味噌汁もついてきます。

具沢山で美味しい。
そして、どれもこれも量が多いんです(笑)。
2品頼みましたが、これで700円ちょっと。インドでは安い方ではないですが、私たちにとってありがたすぎる存在です。

お腹もはち切れる寸前で、サンちゃんが登場。
彼の奥さんが日本人で、日本にも長く住んでいたこともあり日本語はペラペラ。

明日のことも色々相談し、少ししてからちょっと歩こうと提案。

道は意外にキレイ

一緒にガンジス川沿いを歩いたりチャイを飲んだり。。。

一番栄えてる場所

そして、前からちょっと気になっていたヘナアートができるところを聞いてみると、彼の知り合いができるというので、早速お願いすることにしました。

しかも、場所はサンちゃんの妹宅。
何もかもが急に決まりましたが、なんだかワクワク。

迷路のような街中を歩き、アパートのような住宅に到着。家に通してもらいました。

家にはサンちゃん夫婦が飼っているパグのしぃちゃんがいました。

奥さんは今仕事でネパールにいるため、妹さん宅で預かってもらっているそうです。
妹さん夫婦と挨拶を交わし、しぃちゃんと遊んだりするとヘナをしてくれる女の子が登場。

ちょっとシャイな感じの女の子。デザインはほぼお任せな感じで右手の甲にお願いしました。

彼女の頭の中にあるデザインだけを頼りに、スラスラ描き出しました。

ちょっと溶けたチョコレートのような感じ。
ヘナは、日本でも毛染めなどに使用されたりしていますが、ミソハギ科の植物で、化学製品のアレルギーがある人でも安心して利用できます。

15分もかからないうちに完成。

これが徐々に固まっていきます。
待つ間は、妹さんが入れてくれたチャイをいただくことに。

お店で飲むレベル。
インド人はみんな美味しいチャイを入れることができるってことでしょうか。。。
さすがです。

そして、ヘナをしてくれている時から同じアパートの子供たちが私たちのことを見て、物珍しさに次々やってきます。
玄関のドアは開いているので、みんな勝手に入ってくるのです(笑)。

インド人はみんなフレンドリーで人懐っこくて、そして自由。このアパートに小さいインドが完成しているかのように感じます。

左から7歳14歳10歳の女の子たち

彼女たちはヒンディーも話しますが、英語も若干話します。上の学年の子になるほど英語は上手になり、意思疎通は問題なくできるのでありがたい。
そして、彼女たちはベンガル語も話せるそう。
文字が全部違う言語を3つも話せるなんて、さすが「言語の国インド」で育つ子たちなだけあります。

みんなに好きな教科を聞いてみたら、必ず入っていたのは数学(算数)。
インドといえば数学が得意なイメージですが、本当に数学が好きな人が多い印象です。

相当遊んだりおしゃべりしたりしていると、そろそろヘナを落とす時間がやってきました。

他人家の玄関にポロポロ落とします(笑)

オイルを塗り、キレイに固まったヘナを優しく落としていきます。ちょうど粘土のような感覚。
時間が経ってくると色が濃くなっていくようです。

そして、妹さんが作ったカレーができたということで食べていって〜とおもてなしをしてくれることに。

お昼にたらふく食べたので、17時の今はまだそこまでお腹が空いていません。
しかしこのまま断り切ることができず、少しだけいただくことに。

チキンカレー。(インドではお肉は食べないつもりでいましたが、差し出していただいたものはしっかりいただこうと思います)
ほぼお店で見るカレーと同じです。ニンニクと生姜の入ったにおいで美味しさを確信。

最高に美味しい。。。

ニンニクや生姜、色んなスパイスをミキサーにかけ、それを水と共にぐつぐつ煮るだけだそうです。
本当に味に深みがあってそんな簡単に作れるなんて思えない味です。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、そろそろ宿へ戻ります。

ジョージアの国でもそうでしたが、やっぱり現地の方の家に呼んでもらうとたくさんの貴重な経験をさせてもらえます。[ジョージア少年との出会い]
彼らにとって普通のことが、私たちにとってとても貴重なこと。
それは逆も然りで、私たち日本人が普通すぎて何も思わないようなことも、他の国の人たちにすれば貴重なことがたくさんあるんだろうなと思います。

さてさて、ヘナですが、こちらは同日夜の様子↓

まだ色はそこまで濃くついていません。

こちらは翌日の様子↓

一気に色が濃くなりました。

1週間から3週間ほどで消えてしまうそうですが、インドの体験が一つできました。

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