カルナータカ州にあるハンピ。ここは知る人ぞ知るインドの観光スポット。
あたかも岩の惑星にでも降り立ったような景色の中、かつて栄えた王国の遺跡も多く点在していて、他に類を見ない景色を味わえます。
14世紀から17世紀に栄えたヴィジャヤナガル王国。その遺跡の多くは寺院ですが、要塞や浴場などもあります。
私たちが訪れた場所のいくつかをご紹介。
ヴィルパークシャ寺院
ヴィルパークシャ寺院横のスリ ガヤトゥリ ピータ(Sri Gayathri Peeta)から見た夕日↓
王の秤(King’s balance)
王様がかつて、金や銀、また貴重な宝石を使って自分の体重を測った場所。
この鳥居のようなゲートに自分と宝石を吊るして測り、自分と同じ重さのそれらを司祭に提供したとか。
このゲートの奥に広がる敷地が、歩いていてとても心躍りました。
写真じゃ伝わらないのが残念です。
マタンガ ヒル
ハンピの町並みを見渡せるというマタンガヒルに登ってみました。
全然登山者フレンドリーではありません。
ちょうど夕日が見れる時間帯だったので、現地の人たちが多く登り降りしていました。
恐る恐る登る私たちを横目に、彼らはスイスイと登っていきます。
岩は滑りやすく、登りにくい足場なので思ったより時間がかかり大変でした。
が、頂上から見える景色は今までに見たことがないような絶景。
岩に溢れた景色ですが、その中にも緑はちらほら。
写真では分かりにくいですが、ココナツやバナナの木がなんとも不思議な景色にします。
この日はハンピで行われたフェスティバルの最終日ということもあってか、警察官が町中にいたのですが、なんと丘の上にも数名の警察官が。
しかも、巡回ではなくプライベートっぽい。
そんなギリギリのところに登るなんて、日本の警察官じゃ注意する立場です。
ハンピはアクセスが良くないので訪れるのはスムーズじゃないかもしれませんが、インド観光の際に時間に余裕がある方にはオススメです。