エジプト料理と聞いて、何を思い浮かべますか?
辛そう?酸っぱそう?はたまた美味しそう??
日本にいると、正直エジプト料理と聞いてピンとくる方は少ないかも知れません。私たちは少なくともそうでした。
しかし、実際エジプトで食べる料理はとっても美味しくて、意外にも口に合うものばかりでした。
もちろん好き嫌いはあると思いますが、私たちが実際に食べた料理をご紹介します♪
مطعم وكشري الإسكندراني
ごめんなさい、現地過ぎてアラビア文字での表記しかありませんでした(笑)。
場所はこちら。
やっぱりなんと言っても最初はコシャリ。
コシャリって何?と聞かれると、一言「糖質爆弾」です。
確かにレンズ豆やひよこ豆といった豆は入っていますが、それ以外の具材はと言うと、米、マカロニ、パスタです。米とパスタを一緒に混ぜるなんて発想が未だかつてあったでしょうか!
これに、トマトソースをかけて混ぜます。お好みで超絶スパイシーなソースや、ビネガー&ガーリックソースも卓上に置かれてありました。
スパイシーソースの破壊力は凄まじく、ソースを軽く付着させたスプーンを使って少し混ぜて食べるだけでも、一瞬で口の中が燃え広がります。
混ぜるとこんな感じ。なかなかの見た目です。
実はここに来る途中にたまたま日本語を勉強しているというフリーランサーのハバシュと言う男性と出会い、親切にも街を案内してくれたりこのローカル過ぎるコシャリのお店にも連れて行ってくれたのです。その現地の彼ですら汗だくになっていました。(笑)
彼がいなければこのお店にも来れていなかったし、何ならこのお店があるローカルエリアにも来ることは出来ていなかったと思います。
Wannas art cafe
ここはベジタリアンのお店。
味気ないのでは?と思うかもしれませんが、侮ることなかれ。
写真の左下にあるのがタジンで作ったムサカ。
ムサカはトルコでもよく食べたお気に入りの料理で、茄子をメインとした野菜に、トマトベースで煮込んだもの。タジンというのは土鍋のことで、タジンでコトコト煮込んだムサカはとっても美味しいです。
ガーリックがしっかり効いていて、くせになる味。
黄色の色がついたご飯は、生姜とカレースパイスで味付けしたもの。これも美味しかったです。
これは、2回目にお邪魔した時に食べたもの。
2回目もムサカにしようかなぁと思っていたら、店員さんに「別のも美味しいけど、どう?」と一言。
オススメを聞いてみたら、”stuffed fried eggplant”も美味しいよ、とのことだったのでタジンのそれを頼んでみました。要するにナスの詰め物。ニンニクや野菜はとろけます。
これがまたチーズがかかってとっても美味しかったです。
ババガヌーシュも注文。
焼きナスを、ゴマペーストのタヒニとオリーブオイルで合わせた前菜。パンと一緒に食べても美味しいです。
微かにトルコのアンタルヤのピヤズを思い出します。(トルコ料理|アンタルヤ編)
El Fel
こちらはファラフェルの屋台。
ファラフェルと聞くとイスラエルを思い浮かべますが、実はエジプトでもよく食べられる料理。ここもいかにもローカルなお店で、椅子やテーブルなどはなくテイクアウト専門です。(もしくは立って食べる?)
テイクアウトして、近くのお店でノンアルコールビールを注文して一緒に食べることに。
安定の美味しさ。スパイスの香りと揚げたいい具合の食感が最高でさらっと食べてしまいました。
結構コリアンダーが入っているんですが、癖が強すぎずファラフェルを引き立ててくれます。
ちなみにノンアルコールビールはというと、薄味で個人的にはとっても飲みやすかったです。
日本で売られても、需要は十分でそう。
Al attar restaurant & cafe
ここは海外からの観光客にも人気のレストラン。
価格はややお高めですが、ボリュームたっぷりの美味しいグリルチキンを食べることができます。
炭火焼きなだけで美味しさが格段に上がります。
こちらはババガヌシュ。
ここのババガヌーシュも美味しかったです。
こちらはタヒニ。
炒ったゴマをすり潰してオイルや調味料で伸ばしたペースト。これもパンとの相性抜群です。
こちらのお店は、グリルになると20%のサービス料が、通常のメニューでも15%かかるので、メニュー表より高くなるのでご注意下さい。
ローカルなお店はお腹の心配もしましたが、ルクソールでは一切お腹は壊しませんでした。
特に、現地の人で賑わっているようなお店は比較的安心だと思います。
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