今日は、スロベニアで出会ったインド人夫婦に会いに南の方まで電車でくだりました。
3年ぶりのインドの電車です。
ドアの閉まらない電車。停車する前に乗り降りする感じも日本じゃ絶対味わえないもの。
待ち合わせ場所は、海が見える海岸沿い。近くに大学もあるためか、若者でいっぱい。
私たちが先に到着して、しばらくしてから彼らが現れました。
出会ったのは今年の3月なので、約8ヶ月ぶり。
とは言っても、スロベニアではちょっと立ち話をした程度。でも、なんとなく空気感が似てるというか、居心地の良さを感じていて、いつかインドに行ったら再会したいと思っていました。
2人とも旅行が大好きで、つい先日までベトナムとカンボジアとタイに行っていたそうです。
彼らが一回の旅行でインドを離れることができるのは、最大1ヶ月。
というのも、旦那さんのパラグは服屋のオーナーで、月に一回は必ずスタッフに給料を払ったり、インドでしないといけない業務があるようです。
忙しいけど、こうやって海外旅行を頻繁に出来るインド人も多くはないはずで、彼らは珍しいタイプなんだと思います。
海岸沿いで尽きない話をしていたら、奥さんのニーラムがご飯を食べに行こうと提案。
彼らの行きつけのレストランへ連れて行こうと考えてくれていたようですが、屋台で現地の味を味わってみたいと伝え、タクシーで屋台ストリートへ連れて行ってくれることになりました。
ニーラムは、衛生的にも屋台ではあまり食べることがないそうですが(笑)、パラグのおすすめのムンバイ料理をいただくことに。
こちらはセヴプリ(セオプリに聞こえる)。セヴはひよこ豆の粉で作った細い麺で、プリというのは「揚げ菓子」という意味があり、下にはリッツのような揚げ菓子が敷かれています。
甘辛いソースでとっても美味しいです。パラグは、365日食べれるほど好きだと言っていました。
こちらは、お店からの頂き物↓
いわゆるポン菓子が入っていて、塩気の効いたの味で日本人の口にも合って美味しいと思います。
ただ、水分をかなり奪われるので飲み物必須です。
次のお店で頂いたのはこちら。
その名もダベリ。
味は一つ目に食べたセヴプリと結構似ています。こっちの方がやや甘めが強いかな?という程度。
ピーナッツが乗っているのが特徴でしょうか。
もうこの時点で結構お腹はいっぱいでしたが、ニーラムは「スターターはこのへんにして、メイン料理はどうする?」と言ってきました(笑)。申し訳なかったですが、お腹はいっぱいだと伝えます。
じゃあ、パーンをチャレンジしてみようといいます。
噛む嗜好品と言われ、食後に食べるお口直しのようなもの。色んなタイプのパーンがあるようで、私たちがチャレンジしたのは甘めのパーン。
見た目はこんな感じで鮮やかです。
上に乗っているのは甘く漬けたさくらんぼ。(いや、さくらんぼゼリーかも。。。)かなり甘かったです。
白い麺のようなものは、ココナッツ。葉っぱの中に包まれているのは様々なスパイス。
彼が色んなスパイスを調合してくれるのですが、次から次へと混ぜ合わせていき、調合はエンドレス。
味は、なぜかインドのお香の味がします。口の中からお香が焚かれているようでなんとも不思議な気分。
我々2人とも飲み込むことはできませんでしたが、この味を経験できて2人に感謝です。
こちらは、包まないタイプ。
こうやって、つまみながら食べます。
こちらもお香の味はしましたが、全体的に味はマシで一口二口は食べることができました!(楽しめてはいない笑)
最後にチャイを飲んで、このストリートフードツアーは終了。
夜も遅いので、名残惜しいですがそろそろお別れすることにします。
彼らは来年の春、桜の咲く時期に日本への旅行を考えているようです。
タイミング的に私たちが日本にいるかわかりませんが、私たちが出来ることはお手伝いしたいなぁと思います。
本当に素敵な時間を過ごせました。
さて、前回のブログにも書いた”旦那のインドのビザスタンプが押されていなかった件”ですが、大使館に問い合わせたところ、特に問題はないとのこと。
今から空港に行って押してもらうことも可能だし、出国時に押してもらうこともできるそうです。が、出国時に押してもらう意味はあるのでしょうか(笑)。