とある旅行記。〜ベルギー編〜

旅行記

日本という国を世界地図で見てみると、スイカの種ほどの大きさしかありません。
だけど、そんな小さな日本にすら、古い歴史があり文化があります。
なんでも手に入る大都会があれば、時が止まってしまったんじゃないかと思うほどの静かな田舎もあります。同じ人種でもいろんな考えを持った人がいて、日々いろんな刺激を受けて生活できる国、日本。

だったら、そのスイカ以上ある大きさの海外では、一体どれほどの経験ができるだろう。

そう思った私は、ふと旅行に出かけようと思ったのです。
2010年7月のことでした。

この旅で、私はいろんな人と出会いいろんな体験をし、いろんな景色を見ました。月並みかもしれないですが、この度を通して私の頭には「一期一会」という言葉以外思い浮かびません。

日本の考えや生活というのは、世界からするとほんの一部にすぎなくて、決してそれが全てではない。日本の常識は決して常識ではない。そう思わされます。

これは、あくまで私が経験して私の心で感じたことです。
せっかくなので、文字にして残そうと思ったのです。


よければ、読んでみて下さい。

とある旅行記。〜フランス編〜はこちら。

ベルギーでの話。(2010/8/23-8/24)

ベルギーの首都ブリュッセルにはたった一泊しかしませんでしたが、ブリュッセルはすごく小さな街で、きっと半日あれば周りきれるくらいの大きさ。

電車でパリからブリュッセルは約2時間しかかかりません。ヨーロッパは国と国が本当に近いです。
駅にたどり着いてホテルまで歩こうと外に出てみましたが、全く地理がわからず早々に断念してメトロへと向かい、ホテルの最寄り駅まで行くことにしました。チケットも迷いながらもなんとか購入でき、いざ電車に乗り込むことに。
電車は進み、一つずつ駅に止まって行きます。そうこうしていると、終点に到着。
そこでようやく気づいたことは、ホテルと真逆の方面へ来ていたこと。

まさか終点に着くまで気付かなかったとは。。。自分にびっくりしました。

ブリュッセルでは、3人くらいの人に道を聞きましたが、全員ものすごく優しかったことを覚えています。今までの国にないほど優しい、そんな印象です。
服屋さんのおじちゃんにいたっては、私が見えなくなるまでお店の外から見送ってくれていました。

(親戚のおじちゃんか!)

そういえば、ホテルでチェックインを済ませた後、自分の部屋までエレベーターで上がろうと待っていると、受付の人がコーヒーいる?と聞いてきました。
いると答えると、その場でアッツアツのコーヒーがなみなみ入ったコップを渡されました。
結果、左手でそれを持ち右手でスーツケースをひいて、部屋に行くことになってしまいました。
なみなみなので慎重に歩きます。
優しさには感謝ですが、タイミングも大事だなと思いました。

地図を片手に市内観光を始めました。いまいち市内を把握しないまま出ましたが、栄えている方に進んで行くと、ラッキーなことに、世界で一番キレイと言われている世界遺産の広場にたどり着きました。
広場が見えた瞬間、とても感動。

世界遺産のグラン・プラス

広場にはたくさんの人がいて、写真を撮ったりおしゃべりをしていたり、一人でカフェで本を読んでいたり。。。
とても贅沢な時間を過ごしているように見えます。
一つ経験にと、通りにあるたくさんのお菓子屋さんの中から一つ選び、二種類のお菓子に挑戦。
オススメを聞くと、ピスタチオは好き?と聞かれ、好きだと答えると、ピスタチオ入りのお菓子を一つ、そして緑色のお菓子を一つ、箱に詰めてもらい食べることにしました。

これは甘い!!!
歯溶けるかおもた!!!

確かに美味しいですが、個人的には一口で十分でした。
トルコで食べたお菓子に匹敵するほどの甘さです。

美味しそう!だけど激甘!

もう見られないと半分諦めていた世界遺産でもある小便小僧には、街をさまよっていたら偶然出会うことができたりと、一通り観光スポットを巡り、ちょうどカメラのバッテリーもなくなったのでホテルに戻ることにしました。

日が暮れてから、今度は夜ご飯を食べに出かけます。
夜になると結構肌寒いなぁなんて思いながら、歩いていると、ポツリポツリ雨が降り出しました。

えー。傘持ってきてないよー!と思った次の瞬間にはもうザーザーの雨になっていました。

とりあえず雨の勢いがマシになるまで、お店の屋根の下で雨宿りをすることにしました。
なかなか止みそうもなかったので、日記を書いていたら、突然とある黒人の男性が声をかけてきました。

正直ビビりましたが、「ここでびびったらあかん」と思い、あえて普通に会話をしようと努めました。
最初は、急な雨で参ったねぇといったものだったと思います。
彼は、ブリュッセルには仕事で来ていたらしく、明日アメリカのニューヨークに帰るそうです。
そうこう話していると、半ば強引に飲みに行こうと言われ、断りきれず半信半疑のまま着いて行きました。やばくなったらすぐ逃げるつもりで。
何を思ったか、私を安心させるためにか、泊まっているところはヒルトンだとカードを見せられたけど、それも逆に怪しく思えました。

飲み行こうと言いつつ、向かっているのはヒルトン!ホテルにバーがあると最初はいい、ヒルトンに着くやいなや、エレベーターに乗り18階へ。ここにバーがあるんだよと言う。
しかしそこは紛れもなく彼の部屋であって、バーではない。

部屋のドアを開けて、ほら!と叫ぶ。(なぜなら私は部屋から少し離れたエレベーター前にいたから)
部屋の外から見えたのは、ただの冷蔵庫だったのです。(ちょっと笑えた)

さすがに無理と断りますが、彼も粘ります。
もういい!と言うと、ようやく諦めて、「分かった。じゃあ下のバーで飲もう」と言われいました。
なんだかんだでヒルトンの一階にあるバーへ。
やっぱりヒルトンは高級感たっぷりで、さすがでした。
赤ワインを頼んだので、様子を伺う私は、ちびちび飲むことに。つき出しのスナックが美味しかったから、がっつり食べてやりました。(言い方。。。)

色々話していると、なぜか打ち解けてきて、バーの横にあるレストランで夜ご飯をおごってもらうことになりました。
あんな高いのにあんな不味いなんて残念でしたが、(口が悪い)最後は本場ブリュッセルのチョコレートムースで締めさせて頂きました。
別れ際にアドレスを交換して、無事帰ってこれました。

この出会いもあってか、一泊しかしませんでしたが、私のブリュッセルの印象はなかなか濃いものとなりました。

一期一会だなぁ。

ホテルに戻り、パソコンを立ち上げてメールを開いてみると早速彼からメールが届いていました。
でも、残念なことに彼のメールはなぜか「迷惑ホルダー」に入っていました。

おそらくドメインが珍しいものだからなんだろうと思いますが。


迷惑ホルダーに入っている彼のメールがなんだか可哀そうに思えました。

とある旅行記。〜ドイツ編〜はこちら。

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