ウズベキスタンに行こうと決めた時には、私たちはまだナヴォイ劇場の存在は知りませんでした。
ウズベキスタンで一番丈夫で美しい建物。
1966年にタシュケントを襲った地震では、8万棟近くが倒壊した中、このナヴォイ劇場だけが無傷だったそうです。
実はこのナヴォイ劇場、日本人が建てたとして地元では有名な話だそうです。
戦後、捕虜として捕らわれた日本兵が強制的に派遣され、強制労働させられ作られたそうです。
十分な食事もなく、生活する場所も過酷な状況の中、日本兵たちは真面目に懸命に働き続け、1947年10月に完成させました。
日本人のまじめな働きっぷりを見て、現地の人も彼らを捕虜ではなく、職人を見る目で接していたそうです。
このような歴史もあって、ウズベキスタンでは親日家の方が多いというのも納得です。
そんなナヴォイ劇場は、今でもバレエやオペラを見ることが出来ます。
当日のチケット購入でもおそらく完売の心配なく買えるのではないかなと思います。
いい席でも1000円前後で観れるので、バレエやオペラに興味がなくても雰囲気を味わうのに手を伸ばしやすい価格です。
私たちが観に行った日は、たまたま「中国からのバレエ劇団」的な日だったので、通常より値段はやや高めでした。
ちなみに、劇中写真やビデオも撮ってOK!(特に何も言われなかったので他の人に迷惑にならないのであれば大丈夫かなと思います)
このナヴォイ劇場、夜になるととてもオシャレにライトアップがされるんです。
ちなみに、チケットの売り場はどこにあるかというと、前方4つの柱の、真ん中2つのところにあります。ちょっとわかりづらいです。
私たちも最初は全然見つけられなかったんですが、現地の人が教えてくれました。
タシュケントを訪れた際には、このナヴォイ劇場は必見です!