食事|モロッコ料理

・世界の食べ物/Food

モロッコでいただいた料理やお菓子をまとめました。

美味しいと思うものを何度も食べたので、種類は多くありませんが、、、いくつかご紹介します。


タジン〜チキン〜

タジン〜野菜〜

モロッコ料理といえば最初に思いつくのがタジン。「モロッコで食べるべき料理」をモロッコ人に聞いた時も、最初におすすめされたがタジン。

チキンもほろほろ。野菜も柔らかくて、本当に歯がなくても食べられる料理でした。

ちなみに、タジン鍋の蓋はこんな感じ。

この形状のおかげで食材のみの水分で蒸すことができ、水が少ないモロッコでは重宝されていたそう。
そして、それが
体に良いと言われ出したことが日本での流行につながったようです。

モロッコのスパイス(クミン、パプリカ、ターメリック、ジンジャー、シナモン、ブラックペッパーなど)で味付けされ、濃すぎる訳でもなくもちろん辛くもなく私にとって食べやすく、ぜひ日本に帰って作ってみたい料理の一つになりました。


クスクス

クスクスもモロッコのおすすめ料理の一つ。
原材料はデュラム小麦なので、形を変えたパスタの仲間。モロッコを含む北アフリカが発祥の地とされていますが、今では世界各国で手に入れることができるこのクスクス。
私は、サラダとしてしか食べた事がなかったので、野菜と一緒に煮込んだこの熱いクスクスは初めて。


モロッカンサラダ

たかがサラダ、されどサラダ。オリーブとスライスされたオレンジが入っているのが特徴。トマト、きゅうり、レタス、玉ねぎが小さくカットされていて、やや酸味の効いたドレッシングでいただきます。
シンプルなのに美味しくて、ずっと食べていられます。


ベルベルオムレツ

モロッコの原住民族ベルベル人が作ったとされるこのオムレツ。トマトが入っているのが特徴。
そして、このオムレツもタジン鍋で作ります。

モロッコ料理のスパイス、特にシナモンの風味を感じ、それが今まで食べたことのない味で美味しくモロッコを感じることができます。


カラマリ(イカリング)

マラケシュでいただいたこちらは、シンプルなイカリング。サクッとした食感がクセになり、味の濃いモロッコ料理では珍しくあっさりとした味付け。レモンとの相性もバッチリでした。


ハリラスープ

日本のお味噌汁のような存在のスープ。なんだか落ち着く味で美味しかったです。
パプリカやシナモン、クミンなどスパイスを入れたシンプルだけど深みのある味。細切れのパスタが入っていて食感も楽しめます。また、モロッコのレストランでは基本的にパンが無料で付いてくるので、現地の人たちはこれを食べてお腹を満たす人も多いようです。

横に添えられているのはトーストの他に、デーツという甘いフルーツ、そしてチェバキアというゴマ生地の甘いデザート。スープの箸休め的な存在なのでしょうか。面白い組み合わせです。


モロッカンティー

ホテルに泊まると、ウェルカムティーで出してくれたり、朝食で出てきたりと、日本の緑茶のように国民に親しまれているモロッカンティー

特徴は大量のミントの葉。そして大量の砂糖。
お店で頼んだ時は自分で砂糖の量を調整できましたが、ホテルなどで出される場合は既に砂糖は入っているので、正直どれくらい砂糖が使われているかわかりませんが、かなり甘いです。
甘いが故に中毒性があり、また飲みたいと思ってしまうこのモロッカンティー(笑)。
モロッコ人に糖尿病に罹る人が多いのも納得です。


ブリワット(写真右)

ブリワットはモロッコの春巻きのようなもの。お肉などを入れたおかず的なものと、甘いデザート的なものの2種類があります。

写真は、アーモンドを使用した甘ーいデザート版のブリワット。
本当に甘く
歯が溶けるかと思いましたが、お茶と一緒にちょびちょび食べると美味しいティータイムになりました。

中身はこんな感じ。甘そうなのが伝わるでしょうか。
アーモンドペーストを包んでいる皮は米粉を使用。食感がパリパリして美味しかったです。

ちなみに、写真に載っているもう一つのクッキーみたいなお菓子は、細切れのデーツが入ったクッキー。こちらも美味しくて甘い。デーツもモロッコ人にとって欠かせないフルーツ。モロッコのみならずイスラム圏では必ずと言っていいほど見ます。


以上、モロッコでいただいた料理の色々でした。
日本だと、モロッコレストランは多くないはずなので、是非レシピを習得して自分で作ってみたいと思うものばかりです。

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