ブルガリアはキリル文字の発祥の地とも言われていて、街中にはブルガリア語で使用されているキリル文字で溢れています。
ブルガリア語のキリル文字でマクドナルドと書いています。
街に溢れるキリル文字が楽しすぎて、ついついよそ見をしてしまいます。
ソフィアの治安はあまり良くないというネット情報も目にしていましたが、実際目にした街中の様子は平和そのもの。
街には広い公園もあり、週末は若者からお年寄りまで多くの人が集まり、ベンチや芝生に座っておしゃべりをしたりアイスを食べたり、スケートボードをしていたり、みんな各々の時間を過ごしていました。
日本だとお花見や紅葉、行事ごとなんかがあれば多くの人で賑わうかも知れませんが、普段から遊びに公園に行く習慣はあまりないかも知れません。
聖アレクサンドル ネフスキー大聖堂
ソフィアの1番の目玉スポットと言っても過言ではない、1882年に建てられたブルガリア正教会の大聖堂。
中は今まで見た教会より暗くシンプルですが、なんとも味のある、タイムスリップでもしたんじゃないかと思わされる雰囲気に、つい長居しなくなるほどでした。
個人的には、正面ではなく後ろから見た教会も好きです。
ヴィトシャ大通り
特に週末、ほとんどのカフェの外にあるテーブルは、ほぼ満席になるほど人気。
歩行者も多く、何かのイベントでもあるのかと思わされます。
セルディカの遺跡
ローマ時代にここソフィアはセルディカと呼ばれていました。
その時代の大規模な遺跡が首都の中心部にあります。
聖ニコライ ロシア教会
1882年に建設されたこの聖堂。ブルガリア在住のロシア人のための教会として建てられたそうです。
中はこぢんまりとしていましたが、平和を感じられる空間でした。(中は写真禁止)
ソフィアの街中では、お花をたくさん見ることができます。
小さな公園にも大きな公園にも芝生がキレイに整えられ、多くの木々やカラフルなお花が植えられていて、さらに平和な雰囲気を感じられます。
マルテニツァ
まさか本当に見れると思ってなかったので思わず写真に撮ったのは、マルテニツァの日(春の訪れを祝う日)のために木に括り付けられた飾りです。赤と白というのが特徴。
マルテニツァの日は3月1日で、この飾りは2月頃に多く見られるそうですが、もはやブルガリアのお土産としても人気のせいか、4月中旬でも見ることができました。
アートバザールという小さなイベントも開催されていました。手作りのアクセサリーやワイン、蜂蜜など様々なものが売られていました。
別の場所では、週末に野菜や果物をメインとしたマーケットも開催されていました。
シャワーヘッドも売られています。
そして、ソフィアはこれ無しでは語れないほど、街の至る所の壁に描かれてあるのが、グラフィックアート。
歌舞伎のアートまであって幅広いです。
今まで訪れたバルカン半島の中で、一番クオリティが高い気がします。
たまたま作成中を見ることができました。ノリノリの音楽を流しながら描いています。笑顔で手を振ってくれる若めの兄ちゃんって感じ。
ソフィアには他にも、劇場やソフィア大学、多くの教会やモスクまでたくさんのキレイな建物があります。
道路は広く、広々と観光できます。
歩行者用の信号が少ないせいか、道を渡るにはやや厄介だと感じたことはちらほらありますが、逆に遠回りして思わぬ発見を期待するのも良さそう。