明日は曇り予報なので、天気の良い今日のうちに宿から歩いて20分ほどのところにある、セビージャの観光名所の代表、スペイン広場へ行くことにしました。
広場は無料で入ることができます。
なんだかディズニーシーにでも来たのかと思うような、平和でウキウキする広場。
カップルや家族連れの観光客たちがとっても幸せそうに各々の時間を過ごしていました。
ふと柵を見ると、なんと陶器で出来ていました。
柵だけじゃなく、電灯も。
ベンチも。
1928年に開催されたイベロ・アメリカ博覧会(Ibero-American Exposition)のために作られたこの広場。
そこまで昔に建てられたものじゃないが故にとってもきれいです。
この建物の中央入り口では、定期的にフラメンコを見ることが出来ます。
普段はお店で踊っている彼女たちにとって、宣伝も兼ねているのでしょうか。
ここアンダルシア地方を中心に伝わるこのフラメンコは、無形文化遺産にも登録されていて、私だけじゃなく多くの人々を魅了しています。
フラメンコの踊りには、ギターの演奏や手拍子、掛け声を伴い、そのバランスが絶妙。
特に、彼女たちの表情がなんとも情熱的で、懸命なんです。
お店で見ようと探していたんですが、たまたまこんな素敵なフラメンコを無料で見ることができ、その迫力に感動で涙が出るほどでした。
強制ではないですが、感動させてもらったお礼にチップを。
感動したところでお腹が空いてきたので、地元民が通ってそうな美味しそうな雰囲気のお店にやってきました。
観光客をメインにしていないためか、店員のおじさんは英語が一切通じません。
こっちがカタコトのスペイン語で伝えると、あたかも私がスペイン語母語者のように答えます。
それがスペインの好きなところでもあるんですが。
注文したのがこちら。頼んだのは全て小皿に入ったタパス。
イカ墨のシーフードパエリアのアリオリソース添えと、ウィスキーを使った豚肉とポテトの美味しいやつ。
あとは、豚肉のマスターソースがけと、牛肉のトマトソースがけもいただきました。
全てのタパスが美味しすぎたので、翌日もお邪魔することに。
気になっていたパエリア。魚介類が入って美味しすぎる味。結局お腹がいっぱいになってしまったので他に頼みたかったタパスはお預け。。。でもスペイン風オムレツ、トルティーヤはしっかり食べられて個人的に満足。
基本的に、ハズレのないスペイン料理。ご飯が美味しい国は本当にありがたい。