今まで訪れた街の中でも、その天候の良さはグンを抜いていたグアナファト。
街自体もカラフルで可愛らしく、規模も大き過ぎず小さ過ぎない心地よいサイズ。
宿にチェックイン後、屋上に上がり街を見渡していると、目の前に見える銅像が気になりました。
上の写真では見えにくいかも知れませんが、ちょうど写真の中央にある銅像のところまで行ってみることにしました。
そこに行くまでの道のりも、景色が素敵です。
こちらは宿の近くにあったグアナファト大学。
1732年に設立された、ラテンアメリカで最も古い大学の一つ。コンパクトですが、とっても美しい建物です。
私たちが滞在中に、卒業式のようなセレモニーが開かれていました。
ここにはスペイン植民地時代に建てられた建物が多く残り、その美しい建物からここは街自体が世界遺産に登録されています。
しばらくしてから、坂道になりました。
ここは南米のたくさんの場所より標高の高さはマシですが、それでも約2,000メートルはあるので、やっぱり息が切れやすいです。
標高の高さを言い訳にしつつ、ゆっくり登っていきます。
なかなかの急勾配の階段には、鮮やかなイラストが描かれた壁があります。
日本って、基本的に灰色や茶色の建物が多く、カラフルなのはあまり見ることが出来ない気がします。こういうカラフルな景色は海外にいるということを改めて感じさせてくれます。
なんとか階段を登り、少し歩くとようやく見えました。
これは、宿からも見えていたピピラという英雄の銅像。
メキシコ独立革命の際に活躍し、今でも市民から愛されているのがわかります。
ここから見渡す街の景色が、とっても素敵でした。
手前のサボテンが、なんともメキシコらしさを演出してくれます。
先ほど街を歩いた時も感じましたが、ここは道が入り組んでいて、迷路のように迷える街です。
京都のような碁盤の目の街も分かりやすくて良いですが、個人的にはこっちの方が好きです。
(ちなみに今までで一番迷路のように迷った街は、13年前に訪れたギリシャの首都アテネ。迷い過ぎて1人でニヤニヤ笑っていました。)
そろそろこの丘を後にして、街中にあるメルカドでランチでも食べに行こうと思います。