こちらもご覧ください。→ガンジス川沿いの火葬場にて
ガンジス川沿いを歩いて思ったことは、「思っていたよりキレイ」ということ。
サンちゃん曰く、最近は規則が厳しくなってきていて、ゴミ捨ては禁止だし、川を汚さないために今後色々規制がかかっていくそうです。
(とはいえ、ゴミは落ちてるし川にもゴミのかたまりはあります)
なんてったって、ガンジス川の汚染は深刻な問題で、大腸菌レベルはインド政府が定める基準の100倍になっているんだとか。。。
世界一汚染された川の5つに選ばれているガンジス川。
これからキレイになっていってもらいたいところですが、サンちゃんは、昔のような自由な感じの方が好きだと言います。
日本も昔はそこまで規制も厳しくなく、色んなことが自由だったというのは共通しているんじゃないかなと思います。
その感覚はなんとなくわかる気がします。
ガンジス川をボートで遊覧というのも観光の目玉の一つ。
ライフジャケット着用も最近になって義務化されました。
ただ、定員数はかなり超過しているように思えます↑
地方から学生が修学旅行で訪れていて、まさか学生全員が一つのボートに乗り込むとは。。。
救命胴衣もしてない子いたぞ?と思いながら、沈まないことを願うことしか出来ません。
さてさて、夕方18時からは毎日行われる「プージャ」を観賞しにいきます。
ここがその場所。
別名「アールティ」でも知られていますが、これは言わば神様への礼拝儀式。
こちらが開始直前の様子。
5人のバラモンと呼ばれる司祭が登り、お祈りを捧げます。
最初は、みんなが1つの台に集まり音に合わせて唱えます。
音に合わせて振り付けをしたり歌を歌っているような感じで、なんとなく日本のアイドルのようにも思え、ちょっと親近感が湧きました。(純烈か、、、いやスマップか、、)
そして、各々の台にわかれます。
火を振り回して祈りを捧げたり、花びらを巻いたり、ハタキみたいなのを振り回したり、次は何?と飽きさせません。
ベルは常になっていて、音楽に合わせてお経も唱え、観客はみんなリズムに合わせて手拍子。まさしくライブ会場です。
バラナシはインド人にとっても観光地や聖地として有名な場所の一つ。インドの様々な街から多くの観光客が訪れ、このプージャを観賞していました。
約1時間のプージャは終了。
観客はこぞって儀式で使用した炎のところへ行き、両手ですくった炎を頭や目など自分の体に当てていました。おそらくご利益があると考えられているのでしょう。
儀式終了後、灯籠流しのような感じで、ガンジス川に献花を流します。
手を川につけないように細心の注意を払って、お花を川に放ちます。
バラナシを訪れる方は、ほぼ全員が観ることになるであろうこのプージャ。隣同士の2箇所で行われていて、私たちが観たのは川沿いの南の方。北の方が若干規模も大きいですが、人が多すぎてゆっくり観にくいかも知れないので、南側の方がおすすめです。
体験|ガンジス川沿いで笑いヨガもご覧ください。