移動|モンテネグロからクロアチアへ

・移動/Transfer

1週間ほどの滞在でしたが、中身の詰まった時間を過ごすことができたモンテネグロ。人の距離感がアルバニア同様、やっぱり日本と似ていて居心地良かったです。

町の雰囲気や人の見た目も全然違うのに、どこか日本と重なるところを感じるのは不思議な気もしますが、おかげで大好きな国の一つになりました。

そんなモンテネグロにもお別れを告げ、次に向かうはクロアチア

ここへはバスで向かいます。

コトルのバスステーション

一日1便しか走っていないので、これを逃すと今日は出発できません。
別日に念の為、バスの窓口に確認しに行きましたが、

「大型バスでいっぱいになることはないから当日30分前までに来てたら大丈夫だよ〜」

と言われた通り、乗客は私たち含め9名のみ。
運営が心配になりますが、季節的にもこれくらいの人数が妥当なのかもしれません。夏場はもっと賑わってるはず。

出発予定時刻を20分ほど過ぎて10時半に出発しました。
(20分は許容範囲です(笑))

先日、はっきり写真に収められなかった聖ジョージ島と岩礁の聖母の島が、しっかり見えます。

バスからなので少しひき絵ですが、撮れて良かった。

コトルからドブロブニクはバスで約2時間半。
途中でモンテネグロの出国とクロアチアへの入国手続きが待ち構えています。先日のアルバニアからモンテネグロの国境越えを経験しているのでその時ほど緊張はしていませんが、でもやっぱり入国ってどきどきする。

大体1時間くらいでモンテネグロの国境検問所に到着。

モンテネグロの国境検問所

写真が遠目なので良くわかりませんが、水色の屋根のところで停車して、バスから降りて出国手続きを一人ずつ行います。

モンテネグロは、滞在を1日するたびに滞在登録料として1ユーロを国に払わないといけません。
支払うと証明書をもらい、それを出国の時に提示すると聞いていたのですが、それと同時にそんなものは見られないというのも聞いていました。

果たして私たちは聞かれるのかどうなのか。。。

はい、もちろん聞かれず出国スタンプは押されました。

まぁ、もし登録料を払っていなかった場合は、出国時に支払えばいいようなので大丈夫だと思いますが、ただ滞在先の住所やオーナーの名前が要るので、これがサッと分からなければてこづるかもしれません。

安心なのは、事前に滞在先のオーナーに頼んで近隣の警察署やツーリストオフィスなどで支払ってもらうのがいいと思います。というか、本来これは滞在先のオーナーがするべきこと。こちらが1ユーロを払いさえすれば後の手続きは私たち観光客の義務ではありません。。。

さて、無事出国手続きを終えバスに乗ります。走り出して数分したところにクロアチアの検問所があり、今度はこちらで入国手続きのため下車します。

クロアチアの国境検問所

特に問題なく入国できましたが、隣の乗用車レーンを見てみると、税関スタッフが車の隅から隅までチェックをしています。ボンネットまで開けての確認。また、頭から足までのボディチェックも念入りにされていました。

寒い中調べられる方も大変ですが、調べる方も大変ですよね。

バスはクロアチアを走りますが、隣の国に入ったからといって急に景色が変わるわけではありません。雄大な山々と綺麗なアドリア海に挟まれた道を走り、オレンジ色の屋根に白い壁で統一感のある家々。
相変わらず落ち着かせてくれる景色です。

アドリア海

そうこうしていると、見えてきました。

ドゥブロヴニクの旧市街です。

とあるイギリスの劇作家は「この世の天国が見たければ、ドゥブロヴニクに行かれよ」と言ったほど。

明日以降、市内を見てまわりたいと思います。


クロアチア情報⬇️

場所:本土では西にスロベニア、北にハンガリー、東にボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアと国境を接している。南はアドリア海に面し対岸はイタリア、飛び地のドゥブロヴニクでは東にモンテネグロと接している。

人口:410万人

面積:56,542㎢ (124位)

言語:クロアチア語
[ありがとう:Hvala(フワラ)] 
[はい:Da(ダ)]
[いいえ:Ne(ネ)]

宗教:ほぼローマ・カトリック教

首都:ザグレブ

日本との時差:ー7時間

通貨:クーナ

国旗:

クロアチアの国旗

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