移動|プリーからチェンナイへ

・インドⅡ/IndiaⅡ

10日お世話になったプリーを後にして、次に向かうのは南インドのチェンナイ
プリーでは基本的にのんびりしながら体調を整え、今後の移動などを色々調べたりしていました。
宿は快適で、少し歩けば海もある。人も穏やかでガツガツしてこない。今まで訪れたインドの中で、のんびりするのに最ももって来いな場所でした。

電車は17:30出発なので、11時のチェックアウトから宿の共有スペースでゆっくりさせてもらう事に。

チェンナイまでは、電車で20時間(の予定)。

宿を出る予定の16:00までちょっと時間があるなぁと思っていましたが、たまたま旦那がTwitterでフォローしている方が同じ宿にいて、色々お話をしていると話が尽きず気づけば16時を過ぎていました。

プロの写真家の方で、私たちの興味のある国にも精通されていて、時間が許せばもっとお話を伺いたかったんですが、電車を逃すことは出来ないので渋々おいとま。

旅に出ると、普段の生活をしていたら出会えないようなとたくさん出会えて、本当に刺激を受けるなぁと改めて感じます。

挨拶を済ませ、少し慌て気味に宿を後にして、トゥクトゥクを拾います。

何日も通った茹でとうもろこしのお店のお兄ちゃんも、私たちのバックパック姿を見て、「次はいつ来るんだい?来月?」と、寂しそうにしていました。なんだかんだで10日いたプリー。こちらも去るのが寂しいです。

宿から歩いて数分のところでトゥクトゥクを見つけます。

駅まで150ルピーと言うので、値段交渉することなく乗ります。最初から相場の値段を提示してくれるのはありがたいです。(それが当たり前であってくれ)

プリー駅には無事到着。焦って宿を出た割に出発まで1時間ほどあります。まぁ海外、特にインドは早めに行動するにこしたことはありません。
今回はプリー駅が始発なので、もう電車は待機していました。

17:30になり時間通りに出発。

日本でいう駅弁が車内で全くまわってこなかったので、途中の駅で20分停車した際に、ホームの売店でサモサを買うことに。
残念ながらサモサは売っていませんでしたが、代わりにポテトなどが入った野菜のパイを買いました。見た目も量もなんとなくサモサと似ています。

2つで「シクスティーン」というので、16ルピーだと思い差し出すと、「No no、sixty(60) 」だと言います。

サモサとほぼ同じなのに値段が5倍って、最初は外国人価格かと思いましたが、近くにいたインド人に聞いても1つ30ルピーだというのでどうやらぼったくってはいないようです。

確かに日本で食べるような何層にも重なるサクサクの生地でおいしかったんですが、私たちにはサモサの方が断然優秀でした。

電車は今までの経験から、想像していたより快適で、朝まで眠ることが出来たのはとてもありがたかったです。

背もたれを倒すとベッドに

7時半頃になると、朝食の駅弁がまわってきました。

イドゥリーです。

別名ライスケーキで、米とウラド豆から作られるインド料理の一つ。

辛いか聞くと「ノーマルスパイシー」だと答え、彼らの”普通“は我々の普通ではないことは重々承知していたので、躊躇はしたものの気付けばもう購入していました。

まぁいいや、食べてみよう。

イドゥリーは塩気のみの味付けで、若干ぽそぽそした食感の蒸しパンという感じ。
チャツネと言われる液体に付けて食べるのですが、これが辛いんです。
辛いけど、
チャツネをつけると食感がしんなりなって美味しい。ひーひー言いながら完食。

カフェインが足りないので電車でコーヒーを作ることに。

途中45分の遅れもありましたが、謎に予定より15分も早く13:40に到着。そんなこともあるようです。

チェンナイの駅

駅構内は、地べたに座ってご飯を食べている大家族で埋め尽くされていました。

チェンナイ

チェンナイには一泊して、明日から少しインドを離れます。(また帰ってくるんですが。)
インドから海外旅行をする感じで、ワクワクします。

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