バンガロールに一泊し、今日は夜行電車でハンピに向かいます。
ハンピは、インド旅行を考えている人なら聞いたことがあるかもしれませんが、ここカルナータカ州にある世界遺産です。
最初は行く予定にしていなかったんですが、出会う人みんながハンピは良いと言うので、自分たちの目で確かめてみようということになりました。
電車の時間まで、ホテルに荷物を預けてショッピングモールへ。買い物に疲れ、久々にスタバでコーヒーを飲むことにしました。
コーヒー一杯数十円で飲めるインドで、スタバは一杯300円越え。日本と一緒くらいでしょうか。
ここのコーヒーだけだと思うんですが、なんだか薄ら牛フンのにおいがします。
ただの勘違いだと信じたかったんですが、旦那も同じことを言っていたので残念ながら勘違いではなさそう。
恐る恐るコップを口に近づけて飲んでみると、味はかろうじて大丈夫そう。
というか牛フンのにおいがする飲み物を口にするってヤバいですよね。
でももっとヤバいのは、飲んでるうちにだんだん美味しくなってきたということ。
そろそろインドを出た方が良いかもしれません(笑)
しばらくすると、横の席に座った女性がどこ出身?と私たちに話しかけてきました。
日本だよと答えるととってもびっくりした様子で、「私以前6年間東京に住んでいたの」と英語で答えました。
彼女は最初、私たちがインドの北東あたりから来たと思っていたので、まさか日本人だと思わなかったそうです。(そう、インドではよくインド人に間違えられます。後は、ネパールも多いです。)
現在は旦那さんの仕事で韓国に住んでいて、ちょうど今は家族に会いにインドに帰ってきているとのこと。
パーソナルシェフをしている彼女は、料理や食べることも好きなようで、日本の蕎麦が好物だと言っていました。(ちなみに私も。)
久々にインドに帰ってくると、いつもインド料理でお腹を壊すと笑いながら言っていました。本家のインド人ですらそうなら、私たちみたいな外国人は尚更です。
そろそろ時間になったので、荷物を取りにホテルへ戻り、その足で駅まで向かいます。
暗い中、バックパックを前と後ろに背負ったまま道を渡るのは簡単ではありませんでしたが、普段より時間をかけて駅に到着。
駅のレストランでご飯を食べた後、ホームで電車を待っていると、1人、また1人と私たちに興味を持った人が集まってくるのはインドではよくあること。どこ出身?、日本のどこ?から始まり、名前、年齢と続いていきます。もう少し時間に余裕があると、インドのどこに行ったか、インドは好きか、とインドに関することを聞かれ、それ以降は自分がおすすめする場所のプレゼンが始まり、徐々に自分の生い立ち、家族自慢が開催されます。
そのうち、集まったインド人同士も話し出したりして、なんだかよくわからないことになります。
電車は4分遅れで到着し、早々に出発しました。
眠すぎて車内では即寝。熟睡はできませんでしたが、気づけば時刻は6時半。あと30分で到着です。
ハンピへ向かうため、ホサピートという駅で下車します。
ここからはバスに乗り換え。
駅から歩いて15分ほどでバスターミナルに到着。
さて、どのバスに乗ればよいかわかりません。旦那が誰かに聞きにいっていると思ったら、ただ日向ぼっこしていました(笑)。ネット上での調べ物は彼で、それ以外の対応は私、そんな感じの役割分担でうまくやってます。
という訳で、無事ハンピ行きのバスに乗ることができ、30分ほどで辿り着きました。
知らなかったんですが、ここハンピでは数日間フェスティバルが開催されていたそうで、今日はその最終日。期間中はバスが無料なんだそうです。ラッキー!(ちなみに運賃23円)
ホテルに向かう途中、既に遺跡が至る所で見えます。
チェックインを済ませ、ご飯を食べてハンピを観光したいと思います。