サイトアイコン 夫婦初旅記

移動|ガヤからプリーへ

今日は、オリッサ州にあるプリーというところへ向かいます。

まずはホテルのスタッフの運転で、滞在していたブッダガヤからガヤへ移動。
そしてガヤからブバネシュワルというオリッサ州の州都まで電車で行き、更に電車を乗り継いでようやくプリーです。

電車の出発時間は明け方4時13分。駅には思いのほか早くついてしまい待てる場所を探しますが、どこもかしこも就寝者ばかり。

まぁ、これはインドでは見慣れた光景ですが。

4時13分の出発予定時刻から、遅れること約1時間半。

ようやく電車到着!

今回の電車ではなんと食事が付きます。
そこまで期待はしていなかったんですが、朝食はこんな感じ↓

袋にはシンプルなトースト2枚

右奥のパックにはインド版コロッケのようなものが入っていました。

美味しいけど、やっぱり辛いんです。

昼食はこちら↓

インドのレストランで必ずと言っていいほど目にするタリ。2種類のカレーにナンが2枚。ご飯も漏れなくついてきます。右下のdahiと書いた容器には、無糖ヨーグルトが入っていました。

インドに入って1度もヨーグルトを口にしていなかったので、とてもありがたい。

デザートまであります。

昔よく食べたバニラアイス、ホームランバーを思い出させる味。

昼食から数時間経つと、今度はおやつの時間です(笑)。

甘いものから塩っ辛いものまで、色んな味覚で楽しませてくれます。特にbhelpuri(ベルプリ)は、ポン菓子のような見た目で、味は塩気の効いたおかきのような感じ。

そうこうしていると、近くの席になった男性が話しかけます。
たわいもない話からスタートし、話していくと彼はインドで軍隊に入っていると言います。そして私たちから見たインドの改善点があれば教えて欲しいと言われました。

こういう話はあんまり得意じゃありません。

だって、それが本当に改善点かどうかなんて分からないし、完璧なる私の主観になるから。
どこかの国のようにならなくていいと思います。

とは言え、聞かれたからには答えます。

まずは、カーストの最下位の人たちへの援助をインド政府にしてほしいということ。

私たちが先日までいたブッダガヤがあるビハール州というところはインドの中でも最も貧しく、治安も良い噂を聞きません。

現に、ブッダガヤでは過去訪れたインドの中で一番多く物乞いに会いました。

物乞いに会うたびに、政府に対してどうにかして欲しいと強く思うと同時に、どうしてこの状況をずっと放置しているんだと嫌悪感が生まれます。
そしてその嫌悪感は、この問題を一切の他人事にしている自分にも沸いてきて、悲しい気持ちにならざるをえませんでした。

二つ目に伝えたインドの改善すべきポイントは、清潔さです。
彼も強く同意していて、これはインドの大きな課題なんだと言います。

ただ、現首相のモディ氏が掲げた通り、2024年までに全世帯に清潔な水を提供できるように、水道工事に力を注いでいます。

3つ目に伝えたことは、特にタクシーやトゥクトゥクなんかは騙してくる人もいるので、値段を固定してほしいということ。

改善点なんて言いたくないと思いつつ、気付けば口からたくさん出てました(笑)。

さて、電車はようやくオリッサ州の州都、ブバネシュワルに到着。

ここから電車を乗り継いで目的地のプリーへ向かいますが、一向に電子掲示板に私たちが予約した電車が現れません。

旦那曰く、チケット売り場の人も英語が話せず相手にしてもらえなかったそうなので焦り出します。
少し行ったところに駅長室のようなものがあり、そこの英語が話せる男性が電話で聞いてくれてようやく4番ホームだということがわかりました。

そもそも出発はこの駅じゃなかったのか?ともよぎりましたが、無事電車には乗れそうです。

30分ほど遅れていましたが、もはやこの辺りは許容範囲というか当たり前になってきています(笑)。

車内の様子

車内は、現地の方達がとっても大声で元気にお話を楽しんでいらっしゃいます。つまり、うるさいです(笑)。
それもインドの個性。

待ち時間を合わせた移動時間は合計、21時間。

今回は睡眠があまりできなかったので、いつもより疲れましたがようやく到着で一安心。

今回の宿は日本人がたくさん滞在している、俗にいう日本人宿です。
こんな宿は初めてなのでちょっと楽しみでもあります。

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