サイトアイコン 夫婦初旅記

移動|エジプトからアルバニアへ

なんだかんだで18日間お世話になったエジプト。
最初フルガダ空港に降り立った時は不安の方が大きかったですが、その印象は時間が経つごとに変わっていきました。ルクソールでは人々の優しさや温かさに触れ、ギザでは世界遺産のピラミッドの雄大さに感動し、カイロでは街の活気に圧倒されつつ、ちょっとシャイだけど目が合うとにっこり微笑んでくれるエジプト人も多くいることを知りました。

車やバイクが横行する信号のない道路を渡るのは慣れないままでしたが、ここエジプトでたっくさんのエネルギーをいただいた気がします。

カイロ市内で空港まで頼んだUber、エジプトでの最後のドライブです。
陽気なおじさんドライバーの運転はハラハラものでしたが、運転技術はピカイチで、無事カイロ空港へ到着。
彼は、エジプトでは人々は「運転している」と思わず、「戦ってる」と言っていたのがとても腑に落ちました。

ということでそのエジプトにも別れを告げ、次に向かうは東ヨーロッパに位置するアルバニア
出発は滞在しているカイロにあるカイロ空港です。

カイロ空港は、フライトの3時間前にしか入られないという情報を耳にしていたので少し不安でしたが、到着すぐに建物内に入りそこから最初の荷物検査を通過することが出来ました。

荷物検査を通過するとすぐに、チェックインカウンターが目に入ります。航空会社名は見受けられなかったので、スクリーン上に表示があるまで待ちます。
少し時間がかかりましたが、フライト時間のちょうど3時間前くらいには表示が出て、指示されたカウンター番号の方へ向かいます。
しかし、スタッフたちはまだいません。彼らの到着を待ちます。
30分ほど待ってようやくチェックインが開始。チェックインは思いのほかスムーズに行きました。
アテネ経由でアルバニアへ向かいますが、事前に調べていた通り抗原検査の陰性証明書でチェックイン出来ました。突然状況が変更になって自分の持っている証明書が無効になることも稀にあるので、最後まで気が抜けません。
アルバニアに入国するには、48時間以内に結果が出た抗原検査の陰性証明書、もしくは72時間以内に結果が出たPCR検査の陰性証明書が必要。ワクチン未接種でも入国可。

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PCR情報

エジプトで受けたのは抗原検査。料金も一人250EGPと、PCRの半額で受けることが可能だったので抗原検査にしました。800EGPや1000EGPという料金設定もよく聞きました。
私たちが検査を受けた場所:Children’s Cancer Hospital Egypt 

ちなみにPCR検査が500EGPで受けられるというのはかなり良心的。ただし唾液ではなく鼻腔での検査で、綿棒よりやや太めで長い棒を鼻に突っ込まれます。日本で受けたPCRの方がグッと奥に入れられましたが、ここは太い綿棒なので結構痛かったです。抗原検査は基本的に唾液での検査と思い込んで、レモンの画像を保存していたのですが全くもって意味がありませんでした。
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無事チェックインを済ませ、入国審査を通ります。

気になっていたカイロのFirst Class Loungeを覗いて見ることに。入国審査を出てすぐ左に進むと見えてきます。
このラウンジ、サービスは劣悪でラウンジ内は汚くいつのものか分からないようなパンが転がってるという口コミがあり気になっていました。実際行ってみると、そんなパンはもちろんなく、簡易的ですが食パンやクッキーなど軽食と、お茶、コーヒー、パックジュースの簡単なドリンクがあります。

やっぱりネット情報だけを鵜呑みにせず、自分の目で見るって大事ですね。

もちろん国や空港によってラウンジの質や規模、サービス内容は大幅に変わりますが、こういうスペースがあること自体感謝です。ただ、ラウンジ名は絶対First Class Loungeから変えた方が良さそうなラウンジでした(笑)

さて時刻は3時になり、搭乗がスタートします。ちなみに離陸は4:40。通常は、離陸の約3〜40分前が搭乗時間ですが、今回は1時間40分前と異様に早いです。
それもそのはず、ゲート前で最後の荷物検査があるのです。しかも、ここでも再びPCR検査等の確認があり、それを捌くスタッフは一人のみ。

PCRの用紙がすぐに出てこず手こずる乗客。
それをひたすら待つスタッフ。
長蛇の進まぬ列。
しれっと順番抜かしをするおじさん。

これには改善の余地しか見受けられません。
(ただ一つメリットは、持ち込んだお水や食べ物をギリギリまで持っていられること)
フライト自体は問題なく2時間ほどであっという間にアテネ空港に到着。

最終目的地のフライトを待つため、ここに9時間滞在しないといけないのですが、アテネ空港のラウンジは快適だったので救われました。

Goldair Handling Lounge
朝7時にオープン。

食べ物もサンドイッチやオムレツ、スパナコピタというギリシャ料理のほうれん草パイなど、美味しそうな料理が並びます。クッキーなどお菓子も豊富。昼になるとメイン料理が数品加わります。

ドリンクも豊富で、ワインやビールのお酒も充実。

最大4時間の利用で、延長するなら入り口のカウンターに言えばOK。
すぐ横にも別のラウンジがあり、ここも良い雰囲気でした。

ということで、アテネ空港からアルバニアの首都ティラナへは約2時間。カイロから乗り継ぎが無ければあっという間の移動です。

無事到着。

アルバニアのティラナ国際空港

ところで、アルバニアと聞いてみなさまは何を頭に思い浮かべますか?日本に住んでいるとあまり馴染みのない国の一つかも知れません。現にネットにもアルバニア情報は日本語ではあまりありません。

アルバニアを訪れたことがある人たちは、とても良い人たちで素敵な国という声をよく聞きますが、果たして私たちはどんな印象を持つのか楽しみです。


アルバニア情報⬇️

場所:北はモンテネグロ、北東はコソボ、東は北マケドニア、南はギリシャと4つの国と接する。西はアドリア海に面している。

人口:約300万人

面積:28,748㎢ (143位)

言語:アルバニア語
[ありがとう:Faleminderit(ファレミンデリト)]
[はい:Po(ポ)]
[いいえ:Jo(ヨ)]

宗教:イスラム教約70%

首都:ティラナ

日本との時差:ー7時間

通貨:レク

国旗: 

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