2日滞在したアグラに別れを告げ、向かうはカジュラホという場所。タージマハルのような有名な観光名所があるわけではないですが、実はここにも世界遺産が存在しているのです。
アグラにはタージマハルを見るという目的だけで訪れました。周辺の治安や悪臭の噂を聞いていたので、最初は行くかどうかすら迷ったり、はたまた一泊だけの滞在でも充分かなとも思っていましたが、抱いていた不安はどこ吹く風。
やっぱり何事も自分で体験しないと分からないなぁと感じました。
正直、もう少し滞在したいと思いつつアグラを後にします。
トゥクトゥクを拾うために10分ほど歩いて大通りへ。
出発する駅は、アグラに到着した時とは別の駅です。
こちらの駅の方がタクシーの勧誘やらはマシな気がします。
電車は結局20分ほど遅れて登場。
この電車の出発地点は私たちが乗るアグラより500km以上も手前だったため、既に乗り降りした人たちの形跡があります。
こういうところは日本と比較していてはいけません。
日本の清潔さ、衛生面は世界一なのです。
日本の「汚い」はインドでは普通なのです。(※あくまで個人の感想です)
まぁその分彼らはたくましいので、何事も良い面悪い面があるのかなぁと思っています。
山﨑まさよしの歌にもあるように「育ってきた環境が違うから〜」ということですね。
今回の移動は約8時間半。
ネットは使えません。しばしネットから離れてこの田舎の景色を楽しむことにします。
と思っていたのも束の間。
私は腹痛。旦那は体調を崩してダウン。
旦那は薬を飲み、2階ベッドでひたすら寝ます。私は悪臭漂う電車のトイレにこもることに。
私の腹痛の原因は不明ですが、おそらく前夜に食べたこれ。
ご飯を食べて、少し足りなかったから追加注文したマギーラーメン。
このスープの水がお腹に合わなかったと感じています。
私がほぼ食べたので、くらったのもほぼ私。
(このブログを書いている今はすこぶる元気ですが、この日と翌日は、見事にインドの洗礼を受けておりました。)
旦那は電車を降りる頃にはほぼほぼ体調は回復傾向にあり、助かりました。
インド滞在史上、最も過酷な時間を過ごしたアグラからカジュラホの電車は忘れることはないでしょう。。。
というわけで、なんとか目的地のカジュラホに到着。
ホテルの人に送迎を頼んでいたので、駅を出ると手書きの名前カード(カードというかルーズリーフ)を持って待っていてくれました。
日本語を勉強中の彼。久々の日本人客にとっても嬉しそうでした。
カジュラホには3泊予定。
早く体調を戻して観光できますよーに。