パラグアイはイグアスという町へやって来た私たち。
ここには日本人コミュニティーがあり、日本の裏側で日本を体験しようということで、日本人旅行者にも有名な民宿小林に泊まることにしました。
イグアス中心地からはバスで15分ほど離れたところにあり、近くには何もありません。
休憩するのにぴったりな場所。
民宿小林は、プラス料金で食事をつけることができます。
キッチンも付いているので自炊もできますが、私たちがここに来た主な目的は「日本食」なので、がっつりいただくことに。
初日の夜ご飯は、小林名物すき焼きです。
手作りの割下でいただくすき焼き。美味しくないわけがない。
お肉もさる事ながら、手作り豆腐がありがたい。。。
小林さんは、土曜には杵と臼で本格的な餅つきをしているそうで、その手作りのお餅もいただきました。
ちなみにお肉に乗っているのはなんとバター。
こちらの牛肉は日本のほど脂身がないらしく、その代わりにバターを敷いて焼きます。
すき焼きに欠かせない生卵。海外の卵は基本的に生では食べることができません。
詳しくはわかりませんが、日本の処理の仕方と違うのでサルモネラ菌が付着する可能性があるのです。
しかし、ここイグアスでは日本の処理方法を採用しているため、日本のように生卵を食べることができます。日本技術すごい。
白ごはんと一緒に食べるすき焼きは最高すぎました。
お腹がはち切れそうな中、食後のデザートまでいただきました。
富士山を模したごまプリン。
日系の方が作っているプリンだそうで、甘さも控えめ。
海外のデザートは脳天直撃のものもしばしばあるので、あらためて日本の甘さの優しさを感じます。
すき焼きは食べ切ることができなかったので、翌朝に繰り越すことに(笑)。
2日目の夜ご飯は、私のリクエストでお蕎麦をいただくことに。
かき揚げが乗ってる!
稲荷寿司と野菜炒めも作ってくれました。
朝食は、白ごはんとお味噌汁。そしてそして納豆ちゃん。
海外で納豆が食べられるなんて。。。(梅干しとキムチも後からきました。泣ける)
日本人のコミュニティーがあるイグアスが故に、ここでは大豆を育てているそうです。
そのため、納豆も豆腐もお醤油も作ることができるそう。
もはやここは日本です。
ちなみに、白米はパラグアイ米を使っていると聞きましたが、言われなければ全くわからないほど日本米に似ています。使っているのは日本の炊飯器。やっぱり炊飯器は味を決めるのでしょうか。
宿泊費と食費は、2023年8月時点で1人2,000円。申し訳なくなる安さです。
あっという間の3泊でした。