3泊した民宿小林にお別れをし、次に向かうのは市内にある「ペンション園田」。
またまた日本人宿です。
こちらにも3泊する予定。
秋田犬3匹と、猫ちゃん数匹がお出迎え。みんな可愛すぎです。。。
こちらの宿のオーナー、園田さんも旅行者には有名。
昔、家族で日本からこのイグアスへ移り住んで来られ、長い間JICAで働いてこられた方。今の日本人コミュニティーに欠かせない存在の1人です。
こちらの日本センターの管理人でもある園田さん。こちらでいろんな説明をしてくれます。
戦後、日本から移住して来た際の様子や、この地で開拓していく様子など、さまざまなものが展示されていました。
しかし、お話好きの園田さん。ノンストップでお話を続けてくれるので結果3時間の大講演会となり、写真を撮り損ねていました(笑)。
親父ギャグも兼ね備えたそのトークは、あたかも日本にいるようにさえ感じさせてくれました(笑)。
ペンション園田では、宿泊初日にウェルカムおにぎりというものを用意していただくようで、
初日の夜から美味しくいただきました。
というか、おにぎりだけじゃない!昔お母さんに作ってもらったお弁当を思い出させてくれる、美味しくて優しい味。
実は園田さんの奥さんは、お弁当販売もしています。
私たちも1日いただくことに。
しゃけのちらし寿司。美味しくいただきました。
そしてそしてこちらはラーメン!
鶏がらスープと豚骨スープ。
パラグアイに移住された一組のご家族も同じタイミングで滞在されていて、なんとここイグアスでラーメン屋を展開されるとのこと。
お店のオープンはまだでしたが、ラーメンを作るタイミングがあったので私たちもペンション園田でいただくことに。
スープも麺も私の好みで、一口一口食べながら「なくなってほしくない」と久々に思えるほど美味しかったです。
ラーメン作りだけじゃなく、色んなことをされているとっても多才なこのご家族。
彼らからたくさんの刺激を与えられた気がします。
さてさて、とある日訪れたのはイグアス市内にあるお寺、拓恩寺。
まさかイグアスにお寺もあるとは思いもしませんでしたが、なんとここの住職は日本語ペラペラのブラジル人。
元々、大学で哲学を教えていたという彼は、神道の考えに出会い、そこから外国人も修行を受け入れている日本のお寺にいき修行を開始。その当時一切日本語を話せなかったと言いますが、9年の修行を通してペラペラに。(他にも英語やスペイン語、フランス語、そして母国語のポルトガル語も話せるそう。。。脱帽です。)
突然の訪問にも関わらず、とても優しく丁寧に対応してくれた彼に感謝です。
ここイグアスでは、たくさんの素敵な出会いがあり、とても充実した時間を過ごすことができました。