サイトアイコン 夫婦初旅記

宿|プリズレン編

コソボには、首都ではなくプリズレンという観光地でもある小さな町に滞在しました。

この町では、困った時にサッと助けてくれる優しくてフレンドリーな人たちにたくさん出会うことができました。

そんな町で、私たちが滞在したのはこちら。

ご年配夫婦の営むペンション。

ご年配と言っても、とっても元気で若々しいご夫婦です。

バスステーションまで送り迎えまで無料でしてくれる優しさ。

お母さんは、車で1時間ほどのところにある田舎町ジャコヴァというところで英語の講師をしていて、私たちの滞在中、あまり会うことはできなかったんですが、英語を話せるということでプリズレンについてや彼女たちのことも色々教えてくれました。

逆にお父さんは英語は話せず、母国語のアルバニア語とセルビア語以外にドイツ語とトルコ語を話します。そのため、お父さんとはカタコトのトルコ語かボディランゲージでコミュニケーションを取りました(笑)。

宿に到着すると、特別に4人部屋も用意してくれていて、好きな方でいいよと選ばせてくれました。
2人部屋でも十分だったんですが、彼らの4人部屋推しがすごかったのでお言葉に甘えてこちらにさせてもらいました。

後ろにももう一つベッドがあります。

民宿という感じの雰囲気。

朝食は朝の8時から10時まで。トルコ以来のシミット(胡麻をふんだんにまぶしたリング状のパン)です。

ダイニングに来ると、どこからともなくお父さんがやってきて「コーヒーかお茶、どっち?」と聞いてくれます。

滞在最終日以外は私たちしか泊まっておらず貸切でした。

「チェックアウトの日は朝食は持っていきます」と事前に伝えておくと、いつもの2倍近い量の朝食を持たせてくれて、日本のおじいちゃんおばあちゃん家に来たのかと思わされます。

4日間の滞在でしたが、居心地が良すぎてもっともっといたかったです。

この周りにはおしゃれで高級そうなホテルもいっぱいありましたが、ここに滞在して本当に良かったと思えるホテルでした。

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