今日は、街全体が世界遺産に登録されているホイアンを散策します。
ホイアン旧市街から約2km離れた宿に滞在している私たちは、自転車で行くことにしました。
久々の自転車。アルバニアのシュコダルぶりです。エジプトのルクソールでのサイクリングをあわせて3回目の自転車。わくわく。
私たちが滞在しているのは小さな島で、旧市街に行くには橋を越えなければいけません。橋と言っても100mもない短いもので、幅も一車線並み。自転車、バイク、車が行き交います。
ベトナムには信号があるようで、ある意味ありません。赤なのになぜか徐行で進んできたりします。
あと、突如前方からバイクが現れたり。
日本でこれだと事故多発になること間違い無しだと思いますが、なぜかベトナムではうまくいってるもんだから不思議です。
20分もしない内に、旧市街に到着。
まずはベトナムと言えば、バインミー!ということでやってきたのはこちら。
バインミー・フーン
現地の人というより西欧人の観光客が多めのお店。
バインミーとは、ベトナム版サンドイッチ。日本でもバインミーのお店がちらほらあるみたいですね。
左がポーク入りサンドイッチ174円で、右がオムレツサンドイッチ87円。
”並んででも食べたい”と言われるだけあって美味しい。そして安い!
魚醤で味付けしていて、緑野菜もたっぷり入っていてバランスの取れたサンドイッチ。
お腹もいっぱいになったので、旧市街を散策。
自転車は30円で駐輪場という名の道端に預けます。
特に驚くような建物があるわけじゃないんですが、街全体がなんだかとっても可愛くておしゃれなんです。
街自体はとてもコンパクトなので、ゆっくり歩いても半日かからないくらいで十分回れます。
奥に見えるのは、Ba Mu temple gateと呼ばれる門。
ホイアンでも価値のある歴史的建造物の一つとされている、1626年に建てられた門。
そしてこちらは街の西の方にある石橋。
日本名は来遠橋。沢山の人がこの橋をバックに写真を撮っていましたが、おそらく彼らの多くはこの橋が日本人によって造られたことは知らないのかもしれません。
橋に吊るされた提灯には、馴染みのある文字で「ホイアン」と書かれています。
1593年に建てられたこの橋は、当時あった中華街と日本人町を結んでいました。
江戸時代の鎖国が行われるまでは多くの日本人がここホイアンに移り暮らしていたそうです。
さてさて、歩き疲れたのでカフェに入ることに。
ここホイアンには、おしゃれなカフェやレストランもたくさんあります。
クーラーはなかったりするんですが、、、大きな扇風機にあたり、肌がカピカピになりながらコーヒーをいただきます。
外は暑いだけじゃなくサウナ並みに湿度が高いので、体がヘトヘト&ベトベト。
ドリンクのおかげで生き返りました。
再度街を散策。
夜も暗くなってきたので、川には提灯を灯した船が出ていました。
ホイアンの名物と言っても過言じゃないこの風景。
なんだかとっても落ち着きます。
ただ、ここホイアンは今回の旅の中で一番と言っていいほどの混雑ぶり!
バルカン半島の静けさが恋しくもなりましたが、観光業が復活してみんながイキイキしている姿を見るのは嬉しい気持ちにもなりました。
でも、売店でぼったくられかけたらやっぱりイヤ(笑)。売店のドリンクがなぜかレストランでの値段の2倍。(まぁ、12倍の値段で売ろうとしてきたエジプトのルクソールの売店よりマシか。)
買うのを断るとすぐさま値下げして来ましたが、それでもまだ高い!こういうぼったくるお店では買いたくないので他のお店を探しました。
この後はレストランで夜ご飯を食べて、自転車に乗って帰りました。
帰り道はひんやり涼しく、風も吹いていてとーっても気持ちよかったです。
幼少期、夏に行った花火大会の帰りを思い出して、ちょっと懐かしくなりました。