私たちがやってきたジャイプルは2019年に旧市街全体が世界遺産に登録され、それを囲む赤い城壁がこの街のアイコンでもあります。
そしてここジャイプルは、ラジャスタン州の州都。
高級店が立ち並ぶエリアは道路が舗装されていて、まだ歩きやすいです。
旧市街に入ると、インドらしさが際立ちます。
そこで商売する?っていう場所でアクセサリーや服を売っています。
道路沿いには、男性用の公衆トイレがあります。(まだ道端でされるよりマシか。。。)
なっかなかのカオス。
同じラジャスタン州のジャイサルメールが恋しくなりつつも、人は基本的に優しいです。
服屋なんかの商売をしている人はもちろんしつこい人も少なくないですが、それ以外の人なら道を聞いても丁寧に答えてくれるし、こちらの質問にも笑顔で答えてくれます。
私たちが道に迷ってそうな雰囲気を出していたら、どこからともなく手助けの声がかかります。
こちらは、ジャイプルを訪れた人はほぼ全員が足を運ぶ場所であろうハワー マハル。
人気スポットなので、観光客で賑わっています。
上の写真は、道路の真ん中にある中央分離帯から撮りました。建物と反対側に渡ると人が結構映ってしまうし、かといって同じ側から撮ると、建物全部が入りきらないので、この中央分離帯が穴場かもしれません(笑)。
元々宮殿として利用されていたこのハワーマハル。ハワーは風という意味で、このたくさんある小窓から風が通り、宮殿内を涼しくしていたそうです。
次に訪れたのは、ジャイプルで楽しみにしていた「ジャンタル マンタル」。
あまり聞き馴染みがないかも知れませんが、こちらも2010年に世界遺産に登録されています。
ジャンタルが「機器」、マンタルが「計測する」という意味で、まさしく天文学や占星術のための観測をする場所で400年前に作られたそうです。
これはサムラート・ヤントラといって、高さ27.4メートルある日時計。
この一直線の斜面の先には北極星があるんだそう。
こちらは、星座を観測できる機器。
400年前の人々が緻密な計算を元にこの機器を作ったと考えると、私は400年前の人に到底敵うことができないなぁと感じます。
入場料は外国人なら200ルピー。インド人なら50ルピーです。
価格が違うのはインドでは当たり前のこと。ここは4倍ですんでいますが、ところかわれば7倍のところだってあります。
施設内にはなかなかの数の猿がいるので注意が必要です。
というわけで、ジャイプルの散歩兼世界遺産巡りは終了。
ここには2泊しかしていませんが、インドの活気を感じるには十分すぎるくらいの街でした。
街中にある、こういったカフェでの一休みが本当に貴重。
できることならこのカフェで一日過ごしたいと思うほどでした(笑)。
明日はいよいよアグラへ。
目的はただ一つ、タージマハルです。