1982年に世界遺産に登録された、スリランカの古都シーギリヤ。
カッサパ1世によって5世紀に建てられた王宮跡。
そして、その周りには水路や庭園、貯蔵施設などといったものも作られていて、そこはまさに都市構造になっていたそうです。
今回は、このシーギリヤロックを見ることができる近くのピドゥランガラという岩に登って初日の出を見に行くことにしました。
そういえば2022年のお正月は、トルコで過ごしたことを思い出しました。
あれからちょうど1年。今年はスリランカで年越しです。
初日の出を見るには、ホテルを5時20分に出るといいよとオーナーに教えてもらいました。
起床時刻は4時半。私にはかなりの難題でしたが、何とか起きて出発できました。
↑ブレてますが、ライトがなければ真っ暗。
歩いて6分ほどのところに登山の入り口があります。
登山というか、登岩。
頂上までは30分ほど。
結構な大変な坂でしたが、両手両足を使って何とかよじ登り頂上へ到着しました。
(明日の筋肉痛は決定です)
頂上には既に20人ほどがいて、太陽が姿を表すのを待ち構えていました。
この岩から、日の出とシーギリヤロックを見るのがここのマストアクティビティ。日の入りを見る人も多いそうです。
空いている場所を見つけて座っていると、どこからともなく猿が現れます。
ここにも来るのか。。。
お菓子や持ち物に気をつけていると、他の人がお菓子を盗まれていました。彼らはプロです。あっという間の犯行でした。
盗まれたのは日本人の女性の方で、機会があって話してみると、横にいた旦那さんとエジプトに在住とのこと。日本に帰る前に旅行でスリランカに立ち寄り中途だそうです。
エジプトに住むなんて何とも逞しくてすごいなぁと、エジプトの記憶を呼び起こしながら思います。
登ってきた道を今度は下らないといけないと考えると身の毛がよだちますが、ゆっくり時間をかけて下りていくと怪我することなく戻ってくることができました。
登る時は暗くて分かりませんでしたが、太陽が上り、涅槃像がいるのが分かりました。
上座部仏教を感じます。
ホテルに着いた頃には、時刻は既に8時を回っていました。
今から楽しみにしていたホテルの朝食をいただきます。
昨日とメニューは少し違います。
毎日違うのは、ワクワクするけどドキドキもします(笑)。
でも、どの料理にも基本的にココナッツを使用していて、その味がクセになります。と同時に、私の旦那のようにココナッツがあまり得意じゃない人にしたら、地獄かも知れません。
今から少しゆっくりして、トゥクトゥクで近場に出かけてみようと思います。