モンテネグロには3つの世界遺産があります。[2022年3月時点]
その中の1つ、コトルの自然と文化歴史地域をご紹介。
モンテネグロの中でもアドリア海沿いのクロアチア寄りに位置しているコトル。
海岸線が陸地に入り込んでいて、そこにある穏やかでとても綺麗なコトル湾は、あたかも湖のように思えます。
コトル湾を囲むように三方は険しい山々があり、街のどこを見ても息をのむ景色です。
ここは、個人的に今まで訪れた中でも最も自然の雄大さを感じることができる場所の一つです。
この城壁の右側には旧市街が広がります。
こちらが旧市街の入り口。
入り口をくぐると目の前に見えてくるのが、1602年に建てられたこの時計台。このひっそりと謙虚に建っている感じがモンテネグロ人たちを表しているかのようです。
こちらは1166年建立の、聖トリファン大聖堂。この旧市街地で最も目を引くランドマークです。
今は綺麗になっていますが、1979年に大きな地震があったため、この大聖堂の一部も被災してしまったそうです。
旧市街地内を歩いていると、猫に出くわします。
でもまさかこんなにも出くわすとは。。。このベンチにマタタビでもふりかけられてるのかな。
旧市街自体、規模は小さくあっという間に全ての見どころを見終えることができます。
旧市街の後ろには、かつてバルカン半島の西部に存在していたイリュリア王国時代に作られた要塞が聳えたています。
結構な上り坂で、なかなかの運動になります。
この日は運良く天気にも恵まれとても気持ち良かったです。でも明日は筋肉痛かな。
でもこの景色を見ることが出来たから、明日筋肉痛でも全然大丈夫。
雄大な山々に、美しい色のコトル湾。その横にはオレンジ色の屋根で統一された家々が立ち並んでいて、コンパクトなのにその存在感はすごいです。
バスで20分ほど北に上がると、Perast(ペラスト)というところに辿り着きます。
ここには、聖ジョージ島と岩礁の聖母があり観光スポットの一つです。
びっくりするほど見えにくいんですけど、湾内に2つの小さな島が浮いていて、写真左側の島が聖ジョージ島で、右の方が岩礁の聖母です。ちなみに聖ジョージ島は自然の島で、岩礁の聖母は人工島。
ネットで検索するともっと綺麗な写真が見れます(笑)。
日本からコトルへは、一度モンテネグロの首都ポドゴリツァまで飛行機で飛び、そこからバスで1時間半ほどかかります。決して簡単に行ける場所ではないかもしれませんが、個人的にはとってもオススメの場所です。一人旅でも夫婦旅でも、友達旅でも、どんな旅でも合うこと間違いなしだと思います。