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世界遺産|カッパドキアを堪能③カイマクル地下都市編

本日は、地下都市のカイマクルを訪れました。

なんと、8層にも及ぶ地下都市

カイマクリではなくカイマクル

作られた年代ははっきりわかっていないようですが、紀元前から存在していたと言われているそうです。

ゲートを通ると地下都市へと進んでいきます。

入り口手前には、カイマクル地下都市の全体模型がありました。

「なるほど、中はこんな感じね〜」と思っていざ中に入っても、迷路のようでどこがどこか全く把握できません。
(実際に入ることができるのはほんの一部なんですけど)

この地下都市を一番最初に作った年代や民族こそ明確ではありませんが、その後この場所に住み着いたのは、ローマ帝国の迫害を逃れたキリスト教徒。何世紀にも渡って拡張していったそうです。

この地下都市には、人々が暮らす住居だけでなく教会や学校、墓室などもあったそうです。

こちらは食料保管庫

こちらはなんとワインを作る施設、ワイナリー

いつまでいないといけないか分からないまま地下で暮らしていた当時の彼ら。ここに数十分滞在しただけでも少しの不安は感じます。(もちろん彼らの不安や恐怖心とは比べ物にならないですが。。。)
その恐怖心を少しでも紛らわすために、ワインが必要だったと言われています。お酒の力は昔からすごいんですね。。。

地下都市には動物、つまりペットも一緒に暮らしていたそうです。この窪んでいるところにペットの餌を置いて食べさせていたそうです。

地下都市の通路

腰をかがめて歩くのは結構しんどい。大きめのバックパックは要注意です。

こちらは換気口。地下の一番下まで続いているようで、新鮮な空気が巡るように作られているそうです。
計画的な古代人。さすがです。

特に閉所恐怖症ではないんですが、迷路のような地下を奥に進むにつれて不安になってきました。
この出口を知らせる矢印が見当たらない時はさらに不安

このカイマクル地下都市には多い時期で8千人ほどが住んでいて、周辺にある地下都市も合わせると2万人が暮らしていた時期もあるそうです。

ちなみにですが、ちょうど数日前のニュースで「トルコのマルディンという場所で6〜7万人収容できる世界最大級の地下都市」が発見されたそうです。まだまだ調査段階ということですが、カイマクルを見た後だと、その規模の大きさの凄まじさを感じます。
今後の発見が楽しみです。

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