本日は、ホテルの屋上からも見える集落へ向かいます。
その前に腹ごしらえ。まずはホテルの朝食いただきます。
コーヒーにモロッカンティーにオレンジジュース。飲み物が豊富。
卵の奥にあるモロッコ風クレープが2人のお気に入りで、バターとハニーを塗ってクルクル丸めていただきました。私たちの知ってるクレープより歯応えがあって、顎が疲れるんですがそれでも食べちゃう美味しさ。
後はトルコでもそうでしたが、オリーブがよく採れるのか朝食にもたくさん出てきました。旦那は苦手なので独り占め。
ホテルには私たちを含め、2〜3組ほどしか泊まっていないのか、静かです。おそらくハイシーズンはハイシーズンで相席になるほど混雑しそうなサイズ。
さて、朝食も済ませ、まだ若干肌寒い中出発。
このアイト=ベン=ハドゥですが、その昔11世紀にハドゥ一族が築いた集落(アイト)であって、城砦などではないそうです。
どこから見ても城壁に見えるんですが、この集落は孤立していたが故に盗賊から身を守るために城塞のような作りになっているんだとか。
ちなみに今目の前に見える建物は17世紀に建てられたものだそうですが、作り方は当時そのもの。
少し歩くと、お土産屋さんが2〜3軒ほど現れます。ここにいる人たちを写真に撮ってしまうと後から撮影料を要求されるそうなので、景色だけを撮るように注意して撮影しました。
映画のセットかのようなキレイな見た目の集落。
この色は、泥土など自然のものだけを今でも使用しているため。この材料だとメンテナンスが大変ですが、費用は抑えることができるそうです。
この円形にロープを貼っているところは、映画グラディエーターの撮影現場。
ここは、他にも様々な映画の撮影現場として使われた知る人ぞ知る場所なんです。
集落に入っていく前に、すぐ横にある丘に登ってみます。
まぁまぁ急で息が上がりますが、登り切った丘の上から見る景色はとっても素敵です。
これこそ映画のワンシーンにでも出てきそうな景色。
緑もちらほらあって、そのコントラストが景色をさらに素敵にしてくれます。
そろそろ集落に入っていきたいと思います。
集落内にもお土産屋がちらほらありますが、勧誘はそこまでしつこくありません。
この角を曲がって、
この坂を登って上へ進みます。
どんだけ積むねんてくらい石を積んでます。これ、モロッコで結構見るんですが流行りでしょうか。
集落の頂上には天守閣のようなものがありますが、これはかつて食糧庫として使われていたそうです。
この日は天気も比較的良かったので、ここで持っていってたコーヒーを飲んだりしてのんびりしました。
世界遺産なのに、無料で入ることができるアイト=ベン=ハドゥ。
実際、この集落には数世帯の家族が住んでいます。世界遺産の中に住むなんてどんな感じなんだろう。
帰りは、2011年に架けられた橋を通ってホテルへ。
お腹も空いたのでレストランにでも寄ろうかなぁ。