サイトアイコン 夫婦初旅記

ドバイのハーブスークに行ってみた編

ホテルで一眠りしてから、夕方にハーブスークへと出かけます。ドバイの夕方の気候はとても心地よく、昼間の暑さで疲れた体を癒してくれます。

スークとは、日本ではあまり耳にしないかも知れませんが、アラブ圏などにおける市場のことです。
モロッコにある、道が入り組んだスークが有名ですが、ここドバイにもスークはたくさんあります。

ハーブスークへ向かうのに、ゴールドスークを通ります。ここも多くの観光客などで賑わっています。

ゴールドスークの入り口

ドバイはアジアから出稼ぎに来ている人がほとんど。「自国の通貨に信頼を置けない」という理由で、稼いだお金をまずは安心できるゴールドに替えておく、という人も多いようです。

なんだか、アラブの力を見せつけられてる気がする(笑)。。。すごいです。

ゴールドパワーをチャージしたところで、ハーブスークへ到着です。

この通りには、シナモンやコリアンダー、カルダモンにクローブなど様々なスパイスが売られています。お店の人たちの中には若干強引気味ではありましたが、その強引さはトルコやインドを思い出させます。

私たちが訪れた「ザフラン・イスファハン」は、とってもいいお店でした。
場所はこちら↓

お店の人たちはイランのシラーズ出身で、家族で経営しているとのこと。英語が堪能な息子さんが色々とおもてなしをしてくれます。

まずはアラビアコーヒー
トッピングにサフラン、ローズ、バニラを添えたこのコーヒーは、インドでチャイを飲んだ時のように、笑みが自然と溢れてくるほどの美味しさでした。甘さもくどくなく、飲み終わった後の満足感はとても高かったです。

コーヒーを飲み終わる前に、デーツ(ナツメヤシの実)も勧めてもらいました。あんまり好きではなかったんですが、食わず嫌いでもあったので二人で一ついただいてみます。
これは甘さ控えめでなかなか美味しかったです!買いまではしないですが笑、これからはどこかで出してもらったらすすんで食べてみようと思います。

写真におさめていないですが、鼻がすーっとするハッカやローズを匂わせてくれたり、、、エンターテイメントぶりが心地良かったのです。

しかも、押しすすめてくる強引さを一切感じませんでした。なんだろう、あの感じ。
私たちは、飲ませてもらったアラビアコーヒーを一袋と、バニラスティックだけを購入したのですが、他の店でみられるような「これもどう?」「もっとどう?」というのもなかったのです。

彼らは、6ヶ月ごとに自国のイランに帰って、3ヶ月の休暇を取るのです。
もちろんお店を開けておかないといけないので、一緒に帰ることはなく交代です。
6ヶ月の間は休みなく朝から晩まで働きます。6ヶ月の間はなんともブラック企業ですが(笑)、3か月の休暇のために頑張れるんですね。仕事は好きと言っていたので安心です。

ザフラン・イスファハンの店前

入り口付近に置かれている様々なスパイスも鮮やかです。

ドバイのハーブスークはドバイ クリーク沿いなので、散歩がてら立ち寄るのも良さそうです。

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